オススメ度

外国語対応

中洲川端の概要/印象

中洲川端は、川端地区と中洲地区という全く違う特徴を持つ2つの町で構成されている。

川端地区には、博多川のほとりに開けた商人の町としての歴史があり、レトロな雰囲気と下町情緒にあふれる商店街や、「博多祇園山笠」という祭りで有名な櫛田神社がある。

また、「博多リバレイン」と「キャナルシティ博多」という2つの大型複合商業施設もある。

中洲地区は、那珂川と博多川に囲まれた長さ約1km、幅約200Mの細長いエリアで、西日本最大の歓楽街となっている。

 

中洲川端は狭いエリアだが、ミシュラン星付きのレストランが何と13軒もある!

同時に屋台も十数店あるのが興味深い。

“美食と美女のクラスター”であるこのエリアは、東京で言えば銀座、大阪で言えば北新地のようなところだ。

と言っても外国人の君にはイマイチぴんとこないだろうが。。。

 

ここで中洲の歴史を少し記す。

中洲は、1600年に福岡藩の初代藩主であった黒田長政(1568〜1623年)が福岡の町づくりを行う際、福岡城がある武士の町「福岡」と町人の町「博多」をつなぐため、那珂川に土砂を積み、橋を架けたのが始まりだ。

その後しばらくは畑だったが、江戸時代(1603〜1868年)後期に、福岡藩の財政立て直しの一環として、このエリアを歓楽街とする施策が行われて、中洲は大いに賑わった。

明治時代(1868〜1912年)になると病院や電灯会社、電話局といった公的機関が相次いで設置され、その後20世紀に入って劇場、映画館、カフェやバーなどが続々登場して繁華街となった。

そして第二次世界大戦後は、クラブが多数出来、歓楽街として再び栄えることになり、現在に至っている。

なお、中洲川端エリアは、天神と博多駅の間にあり、どちらからも徒歩10~15分程度に位置しているので一緒に回ると効率的だ。

お勧め/特筆事項

ショッピングとグルメを楽しんでくれ。

タイミングが合えば祭りも見学したい。

ショッピング

中洲川端エリアには、「リバレイン博多」と「キャナルシティ博多」という2つの大型複合商業施設がある。

天神や博多駅周辺に比べると、このエリアはショッピングする場所としてはだいぶ劣るが、上記2つの商業施設でも高級ブランド品から手頃なものまで、大抵のものは揃っている。

グルメ

狭いエリアにもかかわらず、飲食店が約2,000店もあり、レベルが高い店が多いので、大いに楽しむことが出来るだろう。

ミシュラン星付きの高級レストランが何と13軒もある一方で、屋台も十数店あるのが面白い。

祭り

「博多祇園山笠」は非常に有名で、かつ盛り上がる祭りだ。

毎年7月1日〜15日に行われているが、特にエキサイティングなのは7月10日〜15日の間。

7月10日からは、褌(ふんどし)に法被(はっぴ)姿の男たちが、大きな山車を担いで町の中を疾走し、迫力がある。

中洲川端へのアクセス/データ

中洲川端は、博多と天神のほぼ中間にある。

※天神からは徒歩10分くらい、博多駅からは徒歩15分くらいと歩けない距離ではない。

鉄道:地下鉄

福岡市営地下鉄・空港線「中洲川端駅」

福岡市営地下鉄・七隈線「櫛田神社前駅」

バス

博多駅と天神と結ぶバス路線のほとんどが中洲川端エリアを通る。

運賃は150円と地下鉄よりも少し安い。

地下鉄よりも時間がかかるが、訪れる場所によっては便利だ。

以下は西鉄バスの運行に関するリンク。

ショッピング

中洲川端には二つの大型の複合商業施設がある。

1つは「リバレイン博多」、もう1つは「キャナルシティ博多」だ。

なお、二つの商業施設の間に「博多川端商店街」がある。

キャナルシティ博多

延床面積約252,500㎡という大型の複合商業施設で、中洲川端エリアのランドマーク的存在だ。 全長180mの運河を中心に、カラフルでポップな6つの建物群が建ち並び、中には200以上のショップや飲食店以外にも、2つのホテル […]

[ スポットの詳細を見る ]

博多リバレイン

延床面積約154,000 m²の大型複合商業施設で、中洲川端駅に直結している。 ファッションからインテリア、グルメ、エンターテインメントなど、さまざまなショップや飲食店が集合する「博多リバレインモール」、歌舞伎をはじめバ […]

[ スポットの詳細を見る ]

博多川端商店街

130年以上と、博多でもっとも歴史がある商店街。 博多リバレインとキャナルシティ博多を結ぶ約400mのアーケード街に、昔ながらの老舗物販店や 飲食店などが130軒ほど並んでいる。 ちょっとレトロな雰囲気で歩いていると楽し […]

[ スポットの詳細を見る ]

観光

神社・寺

櫛田神社

博多の街の総鎮守として、「お櫛田さん」の愛称で広く福岡市民から親しまれている神社だ。 博多の“夏の風物詩”として日本全国でも有名な祭りである「博多祇園山笠」や秋の祭り「博多おくんち」が奉納される神社でもある。 上川端商店 […]

[ スポットの詳細を見る ]

グルメ

中洲川端は、非常に狭いエリアにもかかわらず、ミシュラン星付きのレストランが何と13軒もある。

日本有数の“美食エリア”だと呼んでも良いだろう。

※そのうち「鮨さかい」は最高位である3つ星の評価を得ている。

面白いのはそれと同時に、このエリアが“庶民の味方”である屋台でも有名であることだ。

ミシュラン星付きレストラン

ミシュラン星付きのレストラン12軒の内訳は、日本料理店6、フランス料理店3、寿司屋3。

ほとんどの店が夜でも10,000〜15,000円程度の価格と、東京のミシュラン星付きレストランの半額程度とリーズナブルだ。

※10,000〜15,000円は決して“リーズナブル”とは言えないだろうが、ミシュラン星付きレストランの価格は他の国々だともっと高い。

ちなみに「西中洲しらに田」、「ローブランシュ」、 「ひらまつ 博多」の3店は、ランチだと5,000円程度でコースを楽しむことが出来るのでお勧めだ。

寿司

鮨 久保田

[ スポットの詳細を見る ]

鮨さかい

[ スポットの詳細を見る ]

すし、太郎。

[ スポットの詳細を見る ]

日本料理

馳走なかむら

福岡市中心部に近い住宅街にある人気の日本料理店だ。この店はミシュランガイドで二つ星を得ている。店主の中村氏は奈良県の有名日本料理店で修行をし、魚市場や魚屋で働いた。その後北九州市で店を開いき、2016年には福岡市に店を移 […]

[ スポットの詳細を見る ]

日本料理 ながおか

[ スポットの詳細を見る ]

とき宗

[ スポットの詳細を見る ]

茶懐石 中伴

[ スポットの詳細を見る ]

西中洲しらに田

[ スポットの詳細を見る ]

ゑびす堂

[ スポットの詳細を見る ]

フランス料理

L’eau Blanche

[ スポットの詳細を見る ]

ひらまつ 博多

[ スポットの詳細を見る ]

レストラン アレナ

[ スポットの詳細を見る ]

屋台

国体道路を挟んだ那珂川沿いを中心に10〜15くらいの屋台が夕方から開店する。

東南アジアなどに比べると、屋台の数は少ないが、日本で屋台街を唯一楽しめるのがここ博多だ。

※屋台の数は最盛期の4分の1くらいに減ってしまっている。

「外国語があまり通じない」「クレジットカードが使えない」「トイレがない」などのデメリットが多いが、店の主人やお客さんたちは大抵フレンドリーであり、雰囲気も良く、味のレベルは高いので是非トライしてみてくれ。

値段は、ドリンクと料理2品くらい頼んで一人2,000円くらいと、街中のレストランとあまり変わらない。

その点が東南アジアなどの屋台とは違う。

エンターテインメント

祭り

7月に福岡を訪れる予定がある君は是非、「博多祇園山笠」を観てくれ。

異様に盛り上がる祭りであり、参加は出来ないが、観ていて興奮する。

博多祇園山笠

福岡市博多エリアの総鎮守として知られる櫛田神社の奉納神事で、約800年という長い歴史がある。 2016年にユネスコによって他の日本各地の祭 (32つ)とともに世界遺産として登録された。(※無形文化遺産) この祭りを見に訪 […]

[ スポットの詳細を見る ]

クラブ

以下の内容は、女性にとって少し不快かもしれないので、君が女性ならば読まないでくれ。

 

中洲は面積0.15㎢という非常に狭いエリアだが、女性が相手をしてくれる飲み屋が何と千数百店もあり、“日本の三大歓楽街”の一つに数えられている。

※その他2つは、東京の新宿・歌舞伎町と札幌の「すすきの」。

 

博多の綺麗な女性たちと酒を飲みながら話をしたり、口説いたりしたかったら、こうしたお店に行くのは“あり”だろう。

まあ、95%(※根拠のない数値)何にも出来ないが、帰国した後の話のタネにはなるだろう。

博多の女性たちは明るくて愛情深く、そして綺麗なことで日本人の間では有名だ。

※中洲のクラブには、福岡だけでなく九州中から魅力的な女性たちが集まって来ている。

料金は大体、1時間5,000〜8,000円くらいだ。

なお、店に入る前に、英語など君の話す言語を理解することが出来る女性がいるかどうかを店員に確認した方が良いだろう。

 

以下のサイトに載っている店は、中洲観光協会“お墨付き”なので、安心だ。

以下は、一般の企業がやっているお店情報サイト。

岐阜県

前の記事

高山
富山県

次の記事

五箇山