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高山の概要/印象

高山は、岐阜県の北部にある飛騨地方の中心都市で、人口は約88,000人。

「美しく情緒がある伝統的な街並み」、「各種の美食/グルメ」、「豊かな自然」、「朝市」、「ユネスコの無形文化遺産にも登録された祭り」など、非常にたくさんの魅力を持つ場所であるため、年間観光客が約5,000,000人という大人気の観光地でもある。

ちなみに「ミシュラン・グリーンガイド」でも観光地として最高ランクである3つ星が付いている。

※日本全体でも3つ星に選ばれているのは16ヶ所しかない。

高山は“小京都”とも呼ばれているが、確かに京都で楽しめることはだいたいある。

フォトジェニックな町

伝統を受け継ぐ情緒あふれる町並み=天領として栄えた江戸時代の面影を残す「古い町並」が一番の見どころ。

町の歴史や伝統を伝える施設や江戸時代後期から明治時代に建てられた町家が多く残る古い町並は、和の風情たっぷり。

城下町の中心、商人の町として発達した上町と、下町を合わせた三筋の街並みの「古い街並み」が、現在も大切に保存されています。

出格子が連なる軒下には用水路が流れ、老舗ののれんが並ぶなど、歴史の風情を満喫することができます。

江戸時代初期に金森氏が築いた城下町の商人街。

上と下の各3つの筋と大新町の総称で、そのほとんどが国の定める「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されている。

なぜこんなに美しい町が出来た?

力強い高山格子と、こげ茶色のベンガラ塗装。

この統一感が美しさの決め手。

建築を担った飛騨の職人達の確かな技と、職人達に思う存分仕事をさせた町衆の財力が育んだ町並だ。

ユネスコの無形文化遺産に登録された高山祭の屋台も、この飛騨の職人と町衆の財力の存在なしには語れない。

風情ある街並みに息づく伝統

高山は代官所が置かれた天領、飛騨の中心地。

江戸時代には大いに繁栄し、三町には当時の連子窓と出格子を持つ古い町家が残る。

豪華絢爛な曳き屋台が町を練り歩く「高山祭」は、春と夏に行われる街の風物詩。

春と秋に行なわれる高山祭は特に多くの人でにぎわう。

匠の技が光る工芸品や和菓子など。

宮川のほとりで毎日開かれる「宮川朝市」では旬の野菜や漬物などが売られ、多くの人が集まる。

飛騨牛をはじめとする名物料理からラーメンまで、バラエティ豊かなグルメを楽しみながら散策を楽しめる。

ここにはミシュランで星を取得した店が4つもある。

江戸期より天領として江戸の文化が伝えられたこの町は食に対する好奇心が旺盛で、朴葉みそ、漬物、ステーキなど独特の食文化から生まれた郷土料理や、ブランド牛の飛騨牛、高山ラーメンなどのグルメも大きな魅力となっている。

食べ歩きが楽しい

飛騨牛(牛串/寿司)、スイーツ、饅頭、みたらし団子(安くてうまい)

また飛騨家具や飛騨さしこなど匠の技を伝える伝統工芸も見ておきたい。

 

以下で高山を中心とする飛騨地方の歴史を記す。

このエリアでは比較的古くから人が定住していた。

約10,000年前の石器や8,000年前の土器など、縄文時代(14,000 B.C. – 10th century B.C.)の遺跡や出土品が数多く発見されている。

このエリアのことが初めて文献に登場するのは、8世紀に編纂された「日本書紀」においてだ。

1つの身体に2つの顔と手足を4本ずつ持つ両面宿儺という地元の英雄が、当時の日本の中央政権に対して大規模な反乱を起こし、大いに戦ったが377年頃討伐されたという記述がある。

この「両面宿儺の乱」以降、飛騨は中央政権の統治下に入る。

山国で、中央政権に税金として納めるべき米や織物などが産出されなかった飛騨には、その代わりとして、「家50戸あたり10人」という割合で、年に250〜300日間、都(※奈良や京都)へ行って宮殿や寺院などを造る大工仕事が課せられた。

飛騨からは毎年100人前後の男性が交代交代で都(※奈良や京都)へ出かけ、数々の建造物の造営/建築に参加し、中心的な役割を担ったので、飛騨には高い技術を有する“建築・匠集団”が出来上がった。

※なお、熟練した“自由な石工”の集団としてスタートと言われるヨーロッパの「フリーメーソン」と似た感じの発祥ストーリーだが、飛騨の “建築・匠集団”は、秘密結社にはならず、世界征服を企んだりするほどに発展もしなかった。(残念!)

 

ただし、飛騨の “建築・匠集団”の技やDNAは、江戸・明治時代の町屋建築、引いては現代の木工産業や精密機械工業にも受け継がれている。

※名工たちのDNAは、祭屋台や家具造りなどに、今も脈々と受け継がれている。

 

1585年、当時日本の最高権力者だった豊臣秀吉の命を受けた領主の金森長近が飛騨高山城を築城した。

1586年に飛騨に入国した金森長近は、城の建設を1588年から始め、城下町の整備も行ない、高山はほぼ現在の姿となった。
1692年に飛騨一国は幕府領となり、同8年(1695年)に高山城は破却された。

 

豊富な山林資源と地下資源(金・銀・銅・鉛)、江戸時代に全盛期を迎える。

金森氏の時代は6代107年間続きましたが、1692年金森氏が国替えされた後の飛騨は幕府直轄地となり、25代177年間続き、江戸から来た代官(12代からは郡代)が高山陣屋で政治を行いました。
江戸時代に高山は大いに繁栄し、文化や産業が栄えた。

江戸時代には、飛騨国は林業地帯として発展し、「飛騨の匠」と呼ばれる大工を多く輩出した。

以来、飛騨地方には、家具などの木工産業が多く立地している。

 

1868年に侍たちの時代が終わり、近代に入って以降は、高山はそれほど発展せず、かと言って極端に衰退もせず、魅力的な地方都市として現在に至っている。

なお、高山は2005年に隣接する9つの町村を編入したことで2,178㎢と“面積日本一の市”となっている。

お勧め・特筆事項

観光、グルメ、買い物、体験 などを楽しんでくれ。

観光

散策

町屋建築だが、大新町の北国街道沿いに豪商の屋敷が並んでいる。

昔ながらの町屋建築が多数建ち並ぶ三町は、日本的な美と風情にあふれている。
フォトジェニックな風景が撮影できる場所でもあるので、たくさん写真を撮ってSNSにUPしてくれ。

体験

着物

着物を着て美しい街並みを歩き、写真を撮れば良い思い出になるだろう。

グルメ

高山は地方都市だが、ミシュラン星付きのレストランが4軒あるなど、食のレベルが高いエリアだ。

雰囲気が良く、美味しい和食店や、町屋をリノベーションしたおしゃれなカフェがたくさんある。

街歩きをして、食べ歩きでスナックを、和カフェでスイーツなどを楽しむことができる。

造り酒屋で試飲

「飛騨高山まちの博物館」

店内では販売もしていますが、お猪口(200円)を購入すれば10種類以上の日本酒や焼酎を1杯ずつ試飲できます。

高山は、良質な米と水に恵まれた土地で寒冷な気候のため昔から酒造りでも有名です。
今でも7軒の酒蔵があり、それぞれ特徴のあるお酒を作っています。

食べ歩き

三町はほとんどの店の営業時間が9:00~17:00と、夜が早いので注意してくれ。

15時で閉まる飲食店もあるので、要注意だ。
お団子や飛騨牛にぎり・飛騨牛コロッケなど。

買い物

伝統的な工芸品や和菓子、雑貨などを扱うショップが多いので、ここで土産物を買うのは“あり”だろう。

ただ、ほとんどの店の営業時間が9:00~17:00と、夜が早いので注意してくれ。

高山へのアクセス/データ

高山へのアクセス

高山は結構交通の便が良い。

JRの特急電車が停まるし、主だった都市からの直通バスもある。

東京・大阪・名古屋・金沢などからのアクセスに関しては下記リンクに詳細が載っているので参考にしてくれ。

高山への高速バスに関する情報は以下。

東京から

鉄道

「東京駅」からJR・北陸新幹線に乗車、「富山駅」下車で、JR・高山本線「特急ワイドビューひだ」に乗り換え、JR「高山駅」下車。

所要時間は約3時間40分。

高速バス

「バスタ新宿」から京王電鉄バス/濃飛バスに乗車、「高山濃飛バスセンター」下車。 

所要時間は約5時間30分。

運行頻度は1日4〜6便で、運賃は6,500円〜7,000円程度と安い。

大阪から

鉄道

「新大阪駅」からJR・東海道新幹線に乗車、「名古屋駅」下車で、JR・高山本線「特急ワイドビューひだ」に乗り換え、JR「高山駅」下車。

所要時間は約3時間10分。

高速バス

「なんば(OCAT)」あるいは「大阪駅前」から近鉄バス/濃飛バスに乗車、「高山濃飛バスセンター」下車。

所要時間は約5時間30分。

運行頻度は1日2〜3便だが、運賃は5,000円〜7,000円程度と安い。

名古屋から

鉄道

「名古屋駅」からJR・高山本線「特急ワイドビューひだ」に乗車、JR「高山駅」下車。

所要時間は約2時間20分。

高速バス

「名鉄バスセンター」あるいは「JR名古屋駅」からJR東海バス/濃飛バスに乗車、「高山濃飛バスセンター」下車。 

所要時間は約2時間45分

運行頻度は1日9便で、運賃は3,100円と安い。

金沢から

鉄道

「金沢駅」からJR・北陸新幹線に乗車、「富山駅」下車で、JR・高山本線「特急ワイドビューひだ」に乗り換え、JR「高山駅」下車。

所要時間は約2時間。

高速バス

 「金沢駅」から北陸バス/濃飛バスに乗車、「高山濃飛バスセンター」下車。 

所要時間は約2時間15分。

運行頻度は1日1便と少なく、運賃も3,200円と安くない。

高山市内のアクセス

主な見どころやショップ、レストラン等は、宮川沿いと、その東側の三町(上一之町・上二之町・上三之町・下一之町・下二之町・下三之町周辺という、東西約200m・南北約800mの範囲内に集中しているので、基本徒歩で問題ない。

歩くのが辛ければ、市内を周遊するバスもある。
(※運行頻度は1時間に2〜3本)

また「飛騨の里」など少し離れた場所へは、さるぼぼバスで行くことが出来る。
(※運行頻度は1時間に約2本)

なお、バスの1日乗り放題のチケットは500円。

下記リンクに高山市内のバスに関する詳細が載っているので参考にしてくれ。

散策

三町

江戸時代の古い商家などの面影が残る町並みで、三町と八幡町、大新町は重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。 江戸時代の趣を残す美しく重厚な町並み 狭い通りを挟んで、江戸時代後期~明治時代にかけての町家建築が並ぶノスタ […]

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上一之町~上三之町

町家を利用したみやげもの店やカフェが軒を連ね、三つの地域で最も賑やかなエリア。

下一之町~下三之町

昔ながらの商いを続ける老舗が残るエリア。
下二之町は伝統的建造物群保存地区。

中橋

人気の記念撮影スポット。

上三之町の南の入り口、宮川にかかる朱塗りの橋で、映画やドラマのロケにもたびたび登場する。

春の高山祭では豪華絢爛な屋台が巡行し、雅やかな光景に出会える。

土産物、食べ歩き

三町の店は9~10時ごろに開店して、17時ごろには閉店する店が多い。

15時までしか開いていない飲食店もあるので、事前に確認しておこう。

着物で散策

風情ある「古い町並み」には、着物姿がよく似合う。
レンタルできる店やイベントも充実しているので、気軽に体験してみよう。

手軽おやつをテイクアウト

散策しながら、気軽につまめるおやつが豊富。

ご当地グルメの飛騨牛や、甘いスイーツをあれこれ楽しんで。

観光

史跡

高山陣屋

サムライ映画の大掛かりなセットのように見えてしまう高山陣屋は、江戸幕府(1603〜1868年)の代官所の遺構で、敷地面積は約10,000㎡。   かつて郡代所・代官所は日本全国で六十数か所あったが、その中で高山陣屋のみ主 […]

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高山陣屋の歴史は以下。

1692年に飛騨国が江戸幕府の直轄領となった。

それ以前に飛騨国を統治していた大名・金森氏が所有していた下屋敷を、このタイミングで江戸幕府が接収し、改築して陣屋としたのが高山陣屋の起源だ。

1692年から1868年までの間、ここで25代の代官・郡代たちがこのエリアの行政警察·司法·財政などの統治業務を行っていた。

明治時代(1868〜1912年)になった後も、高山陣屋の主要建物はそのまま地方官庁として約100年間使用されていたが、1969年に岐阜県の事務所が移転したことを契機として、文化財として保存されることになり、以降1996年まで3回にわたり復元・修理が行われて現在に至る。

高山陣屋は大きく分けて3つのゾーンに分かれている。

表門を入った先が「仕事場」、その奥の右手側が「代官・郡代の住居」、奥の左手側が「蔵」。

見どころは以下だ。

  • 大広間
    3室に分かれた書院造の空間で、公式の会議等に使用されていた。
    1816年に一度改築されている。
    大広間から見える日本庭園は情緒がある。
  • 御蔵
    1695年に高山城から移築され、以降、年貢米を収める蔵として使われた。
    御蔵は日本最古で最大の米蔵でもあった。
    1棟あたり8つの部屋に区切られており、1部屋で約2,000俵の年責米を収納出来た程大きい。
    (※1俵の米は約60kg)
    ※かつては2棟あった。
    現在は、飛騨の歴史展示コーナーとして使用されている。
  • 御白洲/南
    刑事事件の取調べや裁判が行われた場所。
    ※民事事件は、御白洲/北で取り扱われていた。
    「罪人を正座させるギザギザの形をした石の台」「膝の上に一枚ずつ乗せていく重い石」「罪人を叩く棒」など、取調べで時々使われていた拷問道具も展示されている。
    が、中世のヨーロッパや中国などの独創的かつ凶悪な拷問道具に比べれば、かなり地味かつマイルドで、ちょっとインパクトに欠ける感じだ。
  • 嵐山之間
    代官・郡代たちが生活したスペースの中にある“居間”。
    1830年の図面を基に1996年に復元されている。
    ここからの庭園の眺めは非常に良い。

なお、チケット窓口もしくは事前に電話で申し込みをすれば、英語のガイドツアー(無料、所要時間は30~40分程度)に参加できる。

(※ガイドの人数が足りず、参加出来ない場合もある)

あと、高山陣屋の前の広場では毎日朝市が開催されている。

町屋建築物

飛騨地方は、1,300年以上前から優れた建築技術を持った名工が多数いることで知られている。

名工たちは、平城京(710〜740年、 745〜784年)や平安京(794〜1869年)といった都、法隆寺(607年〜)や東大寺(728年〜)などの寺社といった古代日本の代表的な建造物の造営/建築に参加し、中心的な役割を担っていた。

名工たちの高い建築技術を示す一つの例が高山の町家建築物だ。

江戸幕府が定めていた建築制限がなくなった明治時代には、職人たちの技や意匠レベルが更に高くなり、美しい名建築が次々に誕生した。

その中でも“トップ2”が、吉島家と日下部家という当時の豪商たちが建てた2軒の大邸宅だ。

吉島家住宅

かつて両替商と造り酒屋として栄えた豪商・吉島家の住宅で、日本を代表する町家建築物だ。 ※オリジナルの建物は1875年の大火で焼失し、すぐ再建されたものの、翌年に再び消失した。 1907年になってようやく現存のものが建てら […]

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日下部民藝館

かつて高山で有数の豪商だった日下部家が1879年に建てた豪邸で、高山の町屋建築の“集大成的な存在”。 長さ約13m の梁などを使って組み上げた吹き抜けなど、力強く豪壮な構造が特徴的だ。 奥の土蔵が展示室になっており、5, […]

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伝統的建築物

飛騨民俗村

山あいに広がる約130,000㎡の広大な敷地に、このエリアの昔の暮らしを再現した野外博物館。 飛騨地方の特色ある古民家約30棟が各地より移築・復元され、保存されている。 ※そのうち4棟は日本の重要文化財。 ほとんどの民家 […]

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藁細工や煎餅焼きなど10種類以上の体験が出来たり、季節や日によっては、昔ながらのやり方での工芸品作りや農作業などの様子を見学出来るのが良い。

なお、ここのライトアップは幻想的で素晴らしいので必見だ。

紅葉が見事な秋(※10月中旬~11月中旬)の金・土・日・祝日と、雪にすっぽり包まれる冬(※1月中旬〜2月末)の17:30~20:30に実施される。

※参加料金は大人300円、子供100円

以下は敷地内にある代表的な古民家。

  1. 旧・田口家
    代々名主を務めた大きな農家が住んでいた豪華な家屋。
  2. 旧・若山家
    1797年に建造された合掌造の家屋。
    名士の家族たちが長年住んでいたため、内部も立派な造りだ。
  3. 旧・吉真家
    1858年の大地震でも倒壊しなかったという強固な構造を持った家屋。
  4. 旧・田中家 資産家の田中家が、小作人を管理するために使っていた家屋。

グルメ

高山は非常に食のレベルが高いエリアだ。

小京都だけあって、昔から天領として豊かで文化があった。 

飛騨牛

高山に来た君は、なんとしても飛騨牛を食べるべきだ。

飛騨牛は、岐阜県の飛騨地方で肥育される黒毛和牛で、各種の牛肉の産地ランキングにおいて大体5位以内に入る日本屈指の高級ブランド牛だ。

※飛騨牛は、5年に1度行われ、“和牛のオリンピック”とも言われている「全国和牛能力共進会」において、何度も上位入賞し、日本一になったこともある。

飛騨牛の肉は、きめ細やかで柔らかく、口のなかでとろけるような食感だ。

芳醇な香りと味わいを併せ持つ。

以下は飛騨牛を味わうことが出来る代表的なレストランと店だ。

店は、予算に応じて「高級」「中級」「経済的」の3つのランクに分けている。

高級

キッチン飛騨

1964 年創業の老舗ステーキ店で、厳選して仕入れた等級の高い飛騨牛のみを使用している。 肉を香味野菜とともに蒸して旨味を閉じ込めた後、香ばしく焼き上げる「ブレゼ&ソテー」という独自の調理法で、最高の状態に仕上げるのがこ […]

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レストラン ル・ミディ

飛騨牛をフレンチテイストで味わうことが出来るレストラン。 オーナーシェフの田上氏は、フランスの三つ星レストランなどで修行を積んだ後、独立してこの店を開いた。 この店は、ステーキ肉には高い等級の飛騨牛のみを仕入れ、それを一 […]

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中級

ブッチャーズ

肉料理専門のワインバルで、飛騨牛を中心に様々な肉をリーズナブルな値段で楽しむことが出来る。 一番人気は、備長炭を使って焼き上げた飛騨牛のステーキだ。 味付けは塩と胡椒で、煮詰めたバルサミコ酢もソース代わりに添えられている […]

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経済的

梗絲

この店は、本来は郷土寿司の製造·販売店だが、飛騨牛料理もイートインとテイクアウトの両方で提供している。 ※イートインメニューには全て味噌汁・小鉢・自家製デザートが付く。 この店の1番人気のメニューは、飛騨牛の握り4貫と鉄 […]

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飛騨牛カレーハウス

1927年創業の老舗精肉店が運営する、カウンターのみのカレー専門店。 メニューは飛騨牛ビーフカレーのみだ。 精肉店の仕入れ力を活かし、A5ランクの飛騨牛を130gも使ったビーフカレーを1,600円という極めてリーズナブル […]

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飛騨 こって牛

A5ランク(最上級)の飛騨牛を使った握り寿司の専門店。 観光客で賑わう上三之町にあり、いつも行列が出来ている大人気店だ。 ほとんどの客が注文する人気メニューが、味わいの違う飛騨牛握り寿司を一貫ずつ楽しめる「三種盛り/1, […]

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高山ラーメン

高山ラーメンは、このエリアの“ご当地ラーメン”として全国的にもかなり有名な存在だ。

地元では「ラーメン」ではなく「中華そば」と通常呼ばれる。

※現在、高山ラーメンの店は市内に約30軒あるが、元祖は1938年に屋台で開業した「まさごそば」だと言われている。

高山ラーメンは以下のような特徴を持つ。

スープは、鶏ガラ、鰹節や煮干しなどの魚介、そして野菜から取った出汁と醤油たれを一緒に煮込んで作る、あっさりとした醤油味。

麺は、細めのちぢれ麺で、喉越しが良い。

トッピングは、豚バラ肉で作った叉焼、葱、めんまのみとシンプル。

ラーメンのスープは通常、出汁とたれを別々に作り、客からの注文が入った時点でこの2つを合わせる。

が、高山ラーメンでは、はじめから寸胴鍋にスープとたれを一緒に混ぜて煮込む。

よって醤油味のラーメンにしかならないという点がユニークだ。

以下は代表的な店舗。

麺屋しらかわ

いつも行列が出来ている人気店で、メニューは「中華そば」だけだ。 まだ若い店主が作るのは、昔ながらの高山の中華そば。 たっぷりの鶏ガラに野菜や魚介を加え、11時間以上じっくり煮込んで作る醤油味のスープと特注の細ちぢれ麺がよ […]

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まさごそば

1938年創業の、“高山ラーメン発祥の店”で、現在の店主で三代目。 メニューは、中華そばのみ。 鶏ガラ、数種類の魚介の節、野菜から取った出汁に濃口醤油を加え、寸胴鍋で8時間煮込んだコクのあるスープが、自家製の細ちぢれ麺に […]

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つづみそば

1956年創業の老舗ラーメン店。 豚骨、鶏油、地元産の野菜、煮干しを一晩かけてじっくり煮込んだ出汁と、特製の醤油たれを加えたスープは、澄んでいるが香りとコクがある。 トッピングの叉焼は自家製で、岐阜県の高級銘柄豚の“けん […]

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町屋カフェ

高山市内には町家を利用した良い雰囲気のカフェが多い。

建築美や趣を味わいながら、自慢のスイーツなどでほっとひと息。

喫茶去かつて

デザイナーでもあるオーナーが、実家である築160年くらいの町家をリノベーションして作り上げたカフェ。 和モダンの静かな空間となっており、大きくとられた格子窓と天井までの吹き抜けがあるため、店内は開放的な雰囲気だ。 わらび […]

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カフェ青

高山の人気雑貨店である「青」が運営する町屋カフェ。 1868年に建てられた歴史ある建物を店舗としており、広々とした和の空間はセンス良くまとまっている。 季節のフルーツを使ったスイーツなど、素材は地元産のものが中心。 可能 […]

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体験/エンターテインメント

朝市

高山の朝市は“日本三大朝市”の一つで、約200年の歴史を持つ。

※その他2つは「石川県輪島」と「千葉県勝浦」の朝市。

高山の朝市は2つあり、1つは宮川沿いで行われる「宮川朝市」で、もう一つは陣屋前広場で行われる「陣屋前朝市」(※2つの朝市は約650m離れている)。

毎日やっており、活気があって何だか楽しいので、早起き出来る君は行ってみると良いだろう。

朝市には地元産の新鮮な野菜や果物などが並ぶので、観光客だけでなく地元の買い物客も多い。

君は、民芸品や日持ちのする食品(漬物など)を土産物として買うと良いだろう。

なお、出店数は、雨や雪の日など天候が悪い時は極端に減る。

あと、時間が遅くなると品切れになっていたり、閉めてしまう店も出てくるので、気をつけてくれ。

宮川朝市

高山市街地を流れる宮川沿いの、鍛冶橋から弥生橋の間約350mにわたって30~40軒ほどの露店が毎朝営業している。 食べ歩きができる食べ物やスイーツなどを売っているのが良い。

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陣屋前朝市

高山陣屋の前の広場で毎日開催されている朝市。 高山陣屋を観光する前に行くと良いだろう。 通常約20~40軒の露店が営業している。

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高山祭

高山祭とは?

春と秋の年2回、それぞれ2日間開催される例大祭。

江戸時代から脈々と続き、400年以上の歴史を誇ります。

祭屋台は、春12台·秋11台。

すべて国の重要有形民俗文化財です。

古い町並を絢燭豪華な屋台が曳き廻され、見事なからくりも見られます。

春の高山祭

豪華絢爛、華麗なる時代絵巻3つのからくりは必見。
高山に春の訪れを告げる祭。神輿を中心とした祭行列が町を練り歩き、お旅所前では屋台3台がからくり奉納を披露。

夜にはそれぞれ約100個の提灯を灯した屋台が町を巡る。

秋の高山祭

華麗な時代絵巻を堪能。

国の重要有形民俗文化財にも指定されている豪華絢爛な屋台が、曳き揃えられる。

また、熟練の綱方によるからくり奉納の妙技や、絵巻物のようなまつり行列も見逃せない。

曳き回しは秋のみ。

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