阿寒湖は北海道・東部にある周囲30km・面積13㎢の淡水湖。
全域が「阿寒摩周国立公園」に含まれており、北海道を代表する観光地となっている。
青い湖面と、美しいシルエットの雄阿寒岳や噴煙を上げる雌阿寒岳などの山々、周囲の原生林の深い緑という風景が素晴らしい。
阿寒湖の風景を十分に楽しむには、遊覧船に乗るのが良いだろう。
阿寒湖は約175,000年前と約158,000年前に起こった2つの大噴火によってカルデラ湖として誕生したが、約6,000年前に起こった雄阿寒岳の噴火により3つの湖に分かれ、今の姿になった。
湖内には4つの島があり、そのうちチュウルイ島には特別天然記念物のマリモの展示観察センターがある。
※マリモは淡水性の緑藻の一種で球状集合体を作ることで知られている。
阿寒湖のマリモは大型で形が美しい点で世界的にも希少。
なお、湖畔の南側には温泉街があり、阿寒湖を眺めながらの入浴は格別だ。 湖面が結氷する冬季には、ワカサギ釣り、スケート、スノーモービルなどのアクティビティを楽しむことが出来る。