1983年にオープンした野外歴史博物館。
1880年から重罪人の刑務所として長い間使われていた「網走監獄」の歴史的な建築物群を、今の場所に順次移築したり、新しく再現構築して出来上がった。
当時の刑務所の生活や、囚人たちが行った過酷な労働など、監獄が関わった北海道開拓の歴史も学べる。
ちょっと怖いリアルな人形が多数設置されているが、伝えたいことがビジュアルでわかりやすい。
展示資料も多く、3Dシアターなどもあり、「金がかかっているな!」と思わせる施設だ。
多言語対応である点も良い。
なお、敷地内にある「監獄食堂」では、現在の「網走刑務所」で囚人たちが実際に食べているメニューを再現した「監獄食」を食べることが出来る。
魚を中心とした定食となっており、意外に美味しいらしい。
わざわざここを目指して来る必要はないが、網走エリアに来て時間があれば訪れると良いだろう。