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網走の概要/印象

網走 流氷
画像出典:北海道観光振興機構(画像の再利用は禁止されています)

網走は北海道・北部のオホーツク海沿岸にある人口40,000人程度の小さな街だ。

農業・水産業・観光業を主産業としている。

網走エリアは、自然が豊かだが、中でも冬の流氷が非常に有名だ。

毎年1月中旬から3月下旬まで到来する流氷を船で見に行くアクティビティは観光客に大人気だ。

また網走エリアは、“世界三大漁場”の一つであるオホーツク海に面しているので、美味しいシーフードをリーズナブルな価格で楽しむことが出来る。

ちなみに、中年以上の日本人は網走に対して、「地の果て」「怖い場所」というイメージを持っている。

それはかつてこの地に凶悪犯が多数収容された刑務所「網走監獄」があり、それを舞台にしたヤクザ/ギャング映画が1960年代に多数作られヒットしたためである。

なお網走は、阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖に近いので、一緒に回ると効率的だ。

お勧め・特筆事項

ユリカモメ
画像出典:北海道観光振興機構(画像の再利用は禁止されています)

素晴らしい自然/景色とグルメなどを楽しんでくれ。

美しい自然/景色は、冬の流氷観光がハイライトだ。

グルメはシーフードが素晴らしい。

“世界三大漁場”の一つであるオホーツク海に面した網走では美味しいシーフードがリーズナブルな価格で楽しむことが出来る。

アクセス

直線道路
画像出典:北海道観光振興機構(画像の再利用は禁止されています)

網走は札幌から約300km以上も離れており、一緒に回るのはあまり効率的ではない。

札幌から移動する場合は、多少高いが飛行機を利用するのが早くて良い。

所要時間は、飛行機だと約45分(約12,000〜20,000円)だが、電車は約5時間30分(約10,500円)、車で約4時間30分、高速バス約6時間(約6,500円)と気が遠くなるような道のりだ。

飛行機

飛行機

日本国内では、東京(羽田)、名古屋(中部)、札幌(新千歳)との間に航空路線がある。

東京(羽田)と札幌(新千歳)からは1日5〜6便あるが、名古屋(中部)からの便は1日1便のみ。 なお、エリア内には「紋別空港」というもう一つの空港があるが、網走市内から北西に約100kmと遠く、東京(羽田)との間に1日1便しかないので実質的には使えない。

女満別空港

就航都市は東京(羽田/成田)、札幌(新千歳/丘珠)、大阪(関西) ※夏季のみ名古屋と大阪(伊丹)にも就航する。

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女満別空港からのアクセス

バス

網走市内と北見市内に行くバスが全ての到着便に接続して運行されている。

網走市内と北見市内まで所要時間はそれぞれ約35分と40分。

鉄道

網走駅

JR/石北本線、釧網本線

バス

札幌や新千歳空港などとの間に高速バスの路線がある。

以下のサイトでは多言語でチケットを予約できる。

網走エリア内

網走周辺を回るのであれば、便数の少ない公共交通期間を使わず、レンタカーを利用した方が便利かつ早い。

ちなみに網走エリア内のバスが乗り放題で、かつ多くの観光施設でディスカウントしてもらえる「あばしりフリーパス」というチケットがある。

2日券2,000円
3日券3,000円

女満別空港を利用し、かつこのエリアで2日間以上滞在するのであればお得だ。

観光案内所(女満別空港・網走駅・道の駅「流氷街道網走」)、「東横イン網走駅前」、「網走バスターミナル」などで販売している。

網走のおすすめスポット

網走 おーろら号
画像出典:北海道観光振興機構(画像の再利用は禁止されています)

観光

網走エリアにおける一番のハイライトは、流氷観光だろう。

他にもオホーツク海とつながる「能取湖」や博物館「網走監獄」もおすすめスポットだ。

流氷観光

1月下旬~3月下旬くらいの間、見ることが出来る。

広大な海面を埋め尽くす白い氷の塊が、潮流や風により刻一刻と形を変える様子は、迫力があり美しく、そして壮大な光景だ。

流氷は、広い地球上でも非常に限られた地域でしか見ることが出来ない自然現象。

オホーツク海の流氷は元々、極東ロシアにあるアムール川の水が河口で氷となった後、風に吹かれそして海流にも乗って南下しながら、次第に大きくなってオホーツク海沿岸に押し寄せたものだ。

 

流氷を見るのであれば観光船を利用するのが良い。

網走と紋別の2箇所から発着している。

網走流氷観光砕氷船「おーろら」

流氷を間近で見ることのできる観光船で網走港を発着する。 約1時間のクルーズで、1月末から4月初頭の間運行されている。 氷の上に船首を乗り上げ、船の重み(重量491トン)で氷塊を割って豪快に進むが、大型船なので揺れは少ない […]

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紋別 ガリンコ号

流氷砕氷船「ガリンコ号Ⅱ」

流氷を間近で見ることのできる観光船で紋別港を発着する。 約1時間のクルーズで、1月中旬頃から3月末の間運行されている。 真っ赤なボディの「ガリンコ号Ⅱ」は、元々はアラスカの油田開発用に造られた砕氷船だ。 船首にある2本の […]

紋別 ガリンコ号

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景勝地

能取湖
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能取湖

能取湖はオホーツク海とつながる面積580,000㎡の大きな塩水湖だ。 湖畔は原生花の”宝庫”のようになっているが、中でも秋に一面を赤く染める厚岸草の群生が有名だ。 厚岸草は通称”さんごそう”と呼ば […]

能取湖

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博物館

網走刑務所
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博物館「網走監獄」

1983年にオープンした野外歴史博物館。 1880年から重罪人の刑務所として長い間使われていた「網走監獄」の歴史的な建築物群を、今の場所に順次移築したり、新しく再現構築して出来上がった。 当時の刑務所の生活や、囚人たちが […]

網走刑務所

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グルメ

網走モヨロ鍋
画像出典:北海道観光振興機構(画像の再利用は禁止されています)

世界三大漁場の一つであるオホーツク海の採れたて魚や新鮮なお肉を格安で食べることができる。

以下が代表的な人気店だ。

海鮮

酒菜亭 喜八

世界三大漁場の一つであるオホーツク海に面した網走では美味しいシーフードがリーズナブルな価格で楽しむことが出来る。 カニ、帆立、鮭、ホッケなどが、オホーツクを代表する水産物だ。

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焼肉

北見焼き肉

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四条ホルモン

肉好きの君は北見市に行くべきだろう。 北見市は網走市の南西約40kmのところにあるが、美味い肉をリーズナブルに食べることが出来るので、わざわざ行く価値はある。 市内には約70店舗もの焼肉店があり、人口比の数では北海道1位 […]

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