法善寺の北側にある「法善寺横丁」は、東西に2本伸びる長さ80m・幅3mの風情ある石畳の路地だ。
賑やかな道頓堀のすぐ近くにありながら、静かな情緒とレトロな雰囲気が漂う場所だ。
昔から数多くの文学作品・歌謡曲・映画・ドラマなどに登場しており、日本人の間では非常に有名。
「法善寺横丁」には、老舗の割烹やバー、お好み焼き、串カツ店などの名店が立ち並んでいる。
元々、ここは浄土宗・法善寺の境内だった場所で、参拝客相手の露店が横丁に発展した。
なお、法善寺には、全身が苔に包まれた緑色をしている「不動明王像」があり、この不動明王像に柄杓で水をかけて参拝すれば、あらゆる願いが叶うと言われている。
あと、法善寺の境内には、1883年創業で大人気の甘味処「夫婦善哉」もある
一人前を夫婦に見立てて2椀に分けて出されるぜんざいは、カップルで1人前・2椀ずつ食べると仲が円満になり、シェアすると幸せが半減すると言われている。