世界遺産にある、穴子飯だけにこだわったビブルグルマン獲得店
世界文化遺産に登録されている広島県の厳島神社近くにある「ふじたや」は、1902年の創業以来メニューが「あなごめし」2300円だけで経営されて来た。
しかしその味が素晴らしいため、たった1品でミシュランのビブグルマンを獲得した名店だ。
使われているのは、味が一番良いと言われる1匹あたりの天然の穴子で、これをまずタレをつけずに焼き、その後タレを塗って焼くため、調理に時間が必要だが、できあがった物は非常に香ばしく柔らかい。
似た料理に「うな丼」があるが、うなぎよりも淡泊で上品な味が好きな人も多い。
非常に人気の店で、かつ予約ができないために、1時間以上の待ち時間は覚悟が必要だ。
また仕入れる穴子の数が限られているため、観光シーズンには売り切れてしまうこともあるので、早い時間に行くことが適切だ。
加えて、小学校に上がる前の子供は入店ができないので注意しよう。