日本の大手総合商社、三井物産がVIPを接待する社交クラブとして1921年に建造した建物で、国指定の重要文化財だ。
1922年には、講演旅行で来日中だった、かの有名な物理学者アインシュタイン(1879〜1955年)博士が夫婦で約1週間滞在している。
※現在建物の2階には、そのときの家具・調度品を展示する「アインシュタイン メモリアルルーム」がある。
建物はヨーロッパの木造建築工法である「ハーフティンバー様式」、館内の内装はアールデコ調のデザインだ。
なお、1階にある「和洋Restaurant三井倶楽部」は、高い天井と赤い絨毯というレトロで格式高い雰囲気だが、ふぐ料理や焼きカレーなどをリーズナブルな価格で味わうことが出来る。