門司港駅は、1891年に開業し、海底トンネルである「関門トンネル」が開通する1942年まで九州の鉄道の“玄関口”として賑わっていた駅だ。
1914年に現在の駅舎が建設され、1988年に鉄道駅としては日本で初めて国の重要文化財に指定されている。
※現役の駅舎で国の重要文化財に指定されているのは、門司港駅と東京駅の2つだけだ。
2019年に保存修理工事が完了し、創建当時の美しい姿が復原された。
同時に、かつて三等車両の待合室だった場所には、レトロで雰囲気の良いスターバックスコーヒーが出来、2階の貴賓室だった場所には、高級洋食レストラン「みかど食堂」が38年ぶりに復活した。