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小倉の概要/印象

小倉は人口約930,000人の都市である北九州市の中心地だ。

江戸時代(1603〜1868年)に細川家と小笠原家の城下町として栄えた。

その後は、北九州工業地帯の中心地として、商業や鉄鋼・金属などの重工業で長い間繁栄したが、日本の産業構造が変化した1980年代からは徐々に衰退して今に至っている。

博多に比べると、観光地としての魅力にかなり欠ける場所ではあるので、時間がある場合のみ訪れれば良いだろう。

なお、小倉は門司港と近接しているので、一緒に回ると効率的だ。

お勧め・特筆事項

観光、グルメ、ショッピングを楽しんでくれ。

観光

そんなに見るところはないが、小倉城と郊外の皿倉山展望台は訪れる価値があるだろう。

伝統的な市場、旦過市場も面白い場所だ。

グルメ

シーフード系の料理(寿司や和食)、小倉発祥の焼うどんなどのB級グルメなどがお勧めだ。

ショッピング

市内中心部には大きなショッピングモールやデパートが複数ある。

小倉へのアクセス/データ

鉄道利用

JR小倉駅はターミナル駅でもあり、新幹線を含む全ての便が停車する。

博多から小倉へ

小倉は博多から北東に約60kmのところにある。

鉄道(JR博多駅―JR小倉駅)

君がJRパスを持っているならば、新幹線の“一択”だ。

大体8〜15分に1本と頻繁に出ているし、所要時間も15分と最も早い。

在来線は同じくらい頻繁に出ているが約70〜85分もかかってしまう。

バス(天神―小倉駅)

博多の中心地である天神からだとバスという選択肢もあるだろう。

運賃が安いのは良いが、西鉄天神高速バスターミナルから小倉駅前まで約90分かかるのが難点だ。

時刻表等は以下を参照してくれ。

飛行機利用

小倉の最寄りの空港は北九州空港となる。

東京(羽田空港)とは1日十数便あり、沖縄とは1日1便ある。

バス

「北九州空港」から「小倉駅バスセンター」までリムジンバスで40〜50分。

観光

史跡

小倉城

有力な戦国大名の細川忠興(1563〜1646年)が1602年から7年かけて築いた城で、北九州のシンボル的存在。 1837年と1866年の火災によって城は全焼してしまうが、1959年になってようやく再建された。 城内には、 […]

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市場

旦過市場

“北九州の台所”と呼ばれる市場だ。 1910年代に魚河岸として始まり、1955年くらいに現在のような姿となった。 南北に伸びる約180mの古臭い外観のアーケード街を中心に、120もの鮮魚・青果・精肉・惣菜などを扱う店が連 […]

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展望/夜景

皿倉山展望台

大昔から眺望が良いことで有名な山だ。 麓からケーブルカーとスロープカーを乗り継ぎ、約10分で標高622mの山頂に着く。 ※ケーブルカーとスロープカーは20〜30分間隔で運行されている。 山頂にはレストランが併設された展望 […]

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ショッピング

商業施設

アミュプラザ小倉

JR小倉駅南口にある複合型商業施設。 ファッションが中心だが、B級グルメや軽食などのレストランも充実している。 改札口(1階)からすぐのところにある飲食店街「小倉宿 駅から三十歩横丁」は23時まで開いており、便利。

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リバーウォーク北九州

小倉城に隣接した大型の複合商業施設。 アパレルや雑貨などのショップやレストラン以外にも、映画館、劇場、美術館などがある。

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グルメ

寿司

小倉は寿司のレベルが高く、名店が多い。

ミシュランで星付きの寿司店も3店舗ある。

寿司つばさ

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江戸前鮨 二鶴

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天寿し 京町店

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B級グルメ「焼うどん」

焼うどんは、小倉が発祥の地だ。

焼きそばの代用品として1945年に誕生した。その歴史は浅いが、現在では小倉の“ご当地グルメ”として全国的にも有名になっている。

小倉の焼うどんの特徴は、乾麺が使われるので、モチモチとした食感が楽しめることだ。

また、細麺なので少し焦げたソースによく絡む。

具は、豚バラ肉、キャベツ、玉ねぎなど。

以下は代表的な店だ。

だるま堂

小倉の焼うどんの元祖。 焼うどんが500円、焼うどんに小鉢や味噌汁がついた「小倉定食」が750円と、非常にリーズナブル。

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