地獄谷は、10,000年ほど前の噴火活動で生まれた直径450m・面積11,000㎡の大きな爆裂火口跡で、登別温泉で1番の観光名所だ。
登別温泉の北東部にある。
赤茶けた岩肌、黄灰色の岩丘の裂け目から激しく噴出する火山ガス、立ち込める硫黄の臭い、というまるで地獄のような光景から「地獄谷」と名付けられた。
この地獄谷には、15箇所の“地獄”があるが、一番有名なのは「大正地獄」。
周囲約10mの湯沼で、湯の色が七色に変わるという不思議な沼だ。
なお、地獄谷は登別温泉で使用される湯のほとんど全てを賄う最大の源泉で、なんと毎分3000ℓ・1日10,000tもの湯を湧出している。