密教の一つである真言宗の開祖であり、日本では非常に有名な高僧である弘法大師(774〜835年)が初めて開いた寺で、創建は806年。
ここには、木造釈迦如来坐像としては日本最大の福岡大仏がある。
檜造で、高さ10.8m・重さ30tと大きく、迫力と存在感がある。
ただし完成は1992年と仏像としてはかなりの“若造”だ。
福岡大仏の台座の中には、地獄と極楽を疑似体験出来る「地獄極楽めぐり」が設置されてあり、中々面白い。
その他、朱色が鮮やかで美しい五重塔もある。
総檜造で高さ26m、見ごたえがある。
こちらも2011年完成と、五重塔としてはほぼ赤ん坊だ。
なお、毎月28日に、六角堂が開帳され、中に納められた6体の仏像が公開される。