東京の概要/印象

東京は日本の首都で、経済・文化・政治などの中心地でもある。 総人口は約14,000,000人と日本で最多であり、都市圏としては人口(約35,200,000人)とGDPで世界最大だ。

東京には、グルメ・ショッピング・観光・文化・エンターテインメントなどの要素が高いレベルで揃っている。

そして、物やサービスの価格も非常にリーズナブルだ。

また、街は清潔・綺麗で賑やか、犯罪が極めて少なく安全、便利(発達した交通網、多数のショップやレストラン、24時間営業のコンビニなどがいたるところにある 等々)。

君は色々な意味で安心して大いに楽しむことが出来るだろう。

特にグルメは素晴らしい。

世界で最も権威のあるレストランガイドブックである「ミシュランガイドにおいて、東京は三つ星レストランと星付きのレストランの数が最も多い都市だ。

※ちなみに2位はパリ、3位は京都、4位は大阪、5位がニューヨーク。

なお、ミシュラン星付きのような高級店でなくとも、東京ではほとんどの店で(※コンビニにおいてさえも!)美味しいものをリーズナブルな価格で食べることが出来る。

これらのことから東京は訪問先として海外からの人気も非常に高い。

例えば、米国の大手旅行雑誌「コンデ・ナスト・トラベラー(Condé Nast Traveler)」が毎年行っている読者投票ランキングの「The Best Cities in the World」部門で、東京は毎年のように1位に選ばれたりするほどだ。 ※ちなみに2021年のランキングでは、1位が東京、2位が大阪、3位が京都 と、日本の都市がトップ3を独占した。

なお、東京は、日本の中では比較的歴史が新しいことと、かつてはしょっちゅう災害(大火事や地震、空爆など)に遭っていたので、残念ながら価値のある歴史的な建造物や街並が少ない。

そうしたものを楽しみたかったら、電車に1〜2時間乗って鎌倉や日光、川越まで行く必要がある。

また自然もない。(※隣の千葉県や神奈川県に行けば豊かな自然があるが)

東京を大人気の観光地としているものの一つとしてテーマパークのTDR(Tokyo Disney Resort)がある。

TDL(Tokyo Disneyland)とTDS( Tokyo DisneySea)という2つの施設から構成されるTDR(Tokyo Disney Resort)の入園者数は非常に多く、Covid-19の前でTDL(Tokyo Disneyland)が17,900,000人、TDS( Tokyo DisneySea)が14,650,000人だった。

これは世界中のテーマパークの年間入場者数ランキングにおいてそれぞれ3位と4位。

※ちなみに世界1位は「MAGIC KINGDOM AT WALT DISNEY WORLD/Florida」の20,960,000人、2位は「DISNEYLAND/ANAHEIM」の18,660,000人

なお、TDR(Tokyo Disney Resort)は東京ではなく、東隣(ひがしどなり=to the east)の千葉県にある。

これについて「経歴詐称」「誇大広告」という大人気ない意見があることをここで記しておく。

以下は東京都の概要だ。

東京都の総人口は約13,972,000人と日本で最大。

周辺を含む東京都市圏の人口(約35,200,000人)とGDPはいずれも世界最大。

※人口は1955年からずっと世界一の座を維持している。

Covid-19の前で、観光客数は約97,700,000人、うち海外からは15,100,000人といずれも日本の47都道府県の中で1位と観光も盛んだ。

産業としては、金融・サービス・卸売・小売などの第三次産業がメインで、総生産の80%以上を占めている。

そして約4,000社ある日本の上場企業の約55%が東京に本社を置いている。

歴史

東京があるエリアには少なくとも20,000年以上前から人が定住していた。

縄文時代(紀元前14000年頃〜紀元前10世紀)や弥生時代(紀元前10世紀〜後3世紀中頃)などの先史時代においては、日本の他のエリアと比較して人口も多く、ある一定以上栄えていた。

古代においては、先に中央集権化を進めて国家を形成した近畿エリアに遅れをとるが、中央政権のある近畿エリアからは距離があったため、6世紀になるまで彼らの支配下に入ることはなかった。

※東京がある南関東エリアは7世紀から19世紀半ばまで「武蔵国」と呼ばれていた。

その後、「武蔵国」のある関東エリアは、他の地域を上回る新田開発による経済力の上昇や、人口が再び日本一の地域となるなどで、日本における重要性を増していった。

10世紀くらいから武士階級が生まれると、彼らは主に関東エリアで大きく台頭し、やがて武力を背景に,京都を中心とした貴族階級から実権を奪って、日本は中世に移行した。

1185年に武士の棟梁であった源頼朝(1147〜1199年)が東京に近い鎌倉に幕府を開いたことをはじまりとして、武士階級は19世紀半ばまで日本を支配し続けることになる。

12世紀には東京エリアを本拠とする江戸氏が興り、それ以後、この地は1868年まで江戸と呼ばれるようになった。

15世紀には、有力大名であった扇谷・上杉氏の家宰であった太田氏がこの地を治め、江戸城を築いたが、16世紀中頃からは後北条氏が「武蔵国」全体を支配した。

1590年に後北条氏が戦国時代の覇者であった豊臣秀吉(1537〜1598年)によって滅ぼされると、以降はこの地は徳川氏の領地となる。

1603年に豊臣氏に代わって覇者となった徳川家康(1543〜1616年)が将軍として江戸(※現在の東京があるエリア)に幕府を開き、以降江戸が日本の政治の中心地となった。

その結果、鄙びた農村にすぎなかった江戸は、大勢の人々の移住や、各種産業の集積・大規模化などによって、劇的に発展する。

※16世紀後半には数千人しかいなかった人口は、17世紀初頭には約150,000人に、さらに18世紀初頭には人口約1,000,000人にまで増え、この当時においては世界最大の都市となった。

ほとんどの時期が平和で安定していたこの江戸時代は265年続いた。

1868年に徳川幕府が崩壊して侍たちの時代が終わり、日本は近代に移行する。

天皇が1,000年以上君臨した京都から東京に移って来た際に、江戸は“東の京都”として「東亰」と改称され、名実ともに首都となった。

東京は政治・経済・文化などあらゆる面で日本の中心となって更に発展していく。

順調に成長していた東京だが、1923年9月に関東大震災という超巨大な直下型地震に襲われ、火災や建物の倒壊などによって死者105,000人、当時の日本のGDP約40%に相当する損害を受けるという甚大なダメージを被り、一時的には衰退した。

※この後、東京の繁華街は地盤が強固な新宿や渋谷、池袋などの西部に移動することになった。

第二次世界大戦末期(1944 – 1945年頃)には、東京に対してアメリカ軍による100回を超える空爆が行われて、街の半分が焼失し、一般市民の死者約115,000 人、被災者約3,100,000人、壊れた家屋約850,000戸という大被害を被った。

※人口も戦前の7,350,000人から3,500,000人に減少した。

第二次大戦後、東京はどん底の状態から驚異的な復興を遂げた。

日本経済の成長が止まっているここ30年間でも堅調に成長を続けており、都市圏としての人口とGDPのいずれでも東京が世界一の座を長期間維持している。

県民性

東京には、県民性と言えるものはあまりない。

それは、東京には絶えず日本国内の地方や海外から様々な異なる文化的背景を持った人たちが移住してきているので、東京人の気質を一括りには出来ないことが理由だ。

せいぜい「社交的」「向上心が強い」「見栄っ張りでカッコよさを追求する」「他人にあまり関心を持たない」くらいか。

※これらの気質は東京に限らず、ほとんどの国の首都に住んでいる住民にも当てはまるだろう。

実際、3世代以上に渡って東京に住み続けている“生粋の東京人”は約10%しかいない。

“生粋ではない”約90%の東京人たちは、東京への郷土愛がなく、同時に地方への興味もなかったりする。

また、東京人は近所の人達との付き合いも希薄で、お互いに干渉せず、よそよそしい。

そのため、東京人は他の地方の人たちから「冷たい」「淡白」だと思われることが多い。

なお、“絶滅”しかけているが、「短気で、喧嘩っ早く、義理人情に厚く、涙もろい」という昔ながらの東京人の気質を持った「江戸っ子」と呼ばれる人たちが城東エリアなどの下町にわずかながら生息している。

東京へのアクセス

日本国外からのアクセス

東京には利用できる国際空港が2つある。

一つは東京ではなく隣の千葉県にある「成田空港」で、こちらの方が規模が大きい。

もう一つは東京都の一番南にある「羽田空港」だ。

成田空港/成田国際空港

成田空港は、コロナ前で利用客数が約44,000,000人/年、世界の約130都市に就航するという日本No.1、アジアでも有数の国際空港で、首都圏に来るほとんどの国際便が発着する。 東京行きだと信じて飛行機のチケットを買っ […]

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成田空港からのアクセス

以下を参照してくれ。

以下のサイトを見れば、君が行きたい場所への電車やバスの時刻や乗り換え、運行状況などが正確にわかるので非常にお勧めだ。

ここでお金を賢く使いたいバックパッカーの君に注意事項だ!

成田空港から東京に行くには決してリムジンバスに乗ってはいけない。

大体の国では、リムジンバスが一番安い乗り物だよな?

ただ、ここ日本ではそんな世界の常識は通用しない。

リムジンバスに乗ると片道3,000円くらいかかるし、時間も余分にかかる。

ましてやタクシーなんぞに乗るとほぼ破産だ。

君は20,000円以上の大金を合法的にむしりとられてしまう。

お勧めは以下だ。

鉄道
成田エクスプレス

成田エクスプレスは成田空港と東京の各所を結んでいるJRの特急列車だ。

「Japan Rail pass」を購入している君は無料で乗ることが出来る。

「Japan Rail pass」を持っていない君は、外国人旅行客だけが購入出来るお得な往復チケットを買え。

日本人だと、往復で6,140円〜9,400円(行き先による)もかかるチケットが、外国人の君だと4,070円で買うことが出来る。

詳細は以下を参照してくれ。

ただし、このチケットと成田エクスプレスにも以下のような弱点があるので要注意だ。

  • 目的地によっては、それほど早くなかったり、他の交通手段よりも高かったりする
  • 行く先の駅によっては、待ち時間が長かったり、列車の本数が少なかったりする。※東京駅行きだと15分〜30分に1本程度あるが、多くの駅行きが30分〜1時間に1本しかない  
  • 始発の時間が遅く(7時台)、終電が早い(21時台)  
  • 有効期限は2週間
  • 帰国時に成田空港から出国しない場合は、料金が割高になる

<成田エクスプレスの利用がお得で便利な目的地>

東京の西南部(山手線:池袋〜品川よりも西側か南側)+神奈川県+富士山だ。

京成電鉄

成田エクスプレスの往復切符の弱点に納得がいかない君は、京成電鉄の特急電車に乗りこめ!

京成電鉄の特急電車は大体20分に1本あり、かつ運賃が1,050〜1,270円と安く、1時間ぐらいで君を東京の都心(上野駅や日暮里駅)まで連れて行ってくれる。 ※行く先が特急電車よりも南側になるアクセス特急という列車もある。

1時間に1本程度と運行頻度が低いのが欠点だが、浅草・銀座・品川・羽田空港などにも行くので、かなり便利だ。(※中には行かない列車もある)

なお、京成電鉄の場合、各駅停車の電車に乗ると気が遠くなるくらいの時間がかかってしまうので、気をつけてくれ。

ちなみに京成電鉄には、最高時速160kmも出す「スカイライナー」という列車もあるが、こちらは2,520円と普通の特急電車の約2.5倍の料金がかかる。 ただ20分に1本と頻繁に運行しており、また特急電車よりも20〜40分くらい早く着くので、金に余裕があるが、時間には余裕がない君は利用しても良いかもしれない。

<京成電鉄の利用が、お得で便利な目的地>
東京の北東部(山手線:上野〜池袋よりも北側か東側)+千葉県+埼玉県

普通の空港バス

普通の空港バスだが、東京駅や銀座など東京の中心部までわずか1時間程度(!)で行くことが出来る。

2種類あり、1つは「エアポートバス東京・成田」で、成田空港と東京駅や銀座駅を結んでいる。

運賃は1,300円で、10〜20分に1本とかなり運行頻度が高い。

各ターミナルビル内1階にあるバス乗車券販売カウンターでチケットを買い、以下のバス乗り場から乗車する。

第1ターミナル/7番、第2ターミナル/6番、第3ターミナル/1番・2番

<普通の空港バスの利用がお得で便利な目的地> 東京駅周辺(千代田区、中央区)

行き先別の目安

君の目的地によって、それぞれの交通手段を使い分けてくれ。

  1. 東京の西南部(山手線:池袋〜品川よりも西側、南側)+神奈川県+富士山 
    ⇒成田エクスプレス
  2. 東京の北東部(山手線:上野〜池袋よりも北側、東側)+千葉県+埼玉県
    ⇒京成電鉄の特急電車
  3. 東京駅周辺(千代田区、中央区)
    ⇒普通の空港バス

東京国際空港/羽田空港

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東京国際空港、通称“羽田空港”に着いた君には、まずは「おめでとう」と言いたい。

東京の都心部まで滅茶苦茶遠い成田空港に比べて、羽田空港は都心部までずいぶん近い。

何に乗っても目的地まで行くのに、時間もかからず、かつ運賃も高くないので安心してくれ。

羽田空港は、コロナ前だが、世界約70カ国・150都市に就航し、利用客数約64,000,000人(年間)という世界有数の旅客数を誇る空港だ。

就航都市、時刻表などについては以下を参照してくれ。

※アジア太平洋諸国・地域(台湾・韓国・香港・中国・マレーシア)との間にはLCCも飛んでいる。

東京国際空港/羽田空港からのアクセス

以下を参照してくれ。

以下のサイトを見れば、君が行きたい場所への電車やバスの時刻や乗り換え、運行状況などが正確にわかるので非常にお勧めだ。

目的地によって、交通手段を使い分けるべし。

基本、京急・空港線が便利だ。

あまり歩きたくなければ、リムジンバスや空港バスの利用も良いだろう。

ただ、バスは、「本数が少ない」、「電車よりも時間がかかる」、「料金も高い」というデメリットがある。

  • 東京の西南部(山手線:品川〜巣鴨よりも西側、南側)+神奈川県+富士山
    ⇒京急空港線
  • 東京の北東部(山手線:品川〜池袋よりも東側)+千葉県+埼玉県
    ⇒東京モノレール
  • お台場+ディズニーリゾート+横浜+成田空港
    ⇒空港バス/リムジンバスと京浜急行バス

電車

京急・空港線と東京モノレールの2つが「羽田空港駅」に乗り入れている。

京急・空港線は4〜10分に1本、東京モノレールが5〜10分に1本と、ともに高頻度で運行している。

なお、京急・空港線は東京方面(品川など)と、神奈川方面(川崎や横浜など)に行く2路線がある。 

※(「京急蒲田駅」で分岐する)

東京モノレールはJR・山手線などの駅がある「浜松町」までしか行かない。

空港バス/リムジンバス

東京都内や関東各地の主要都市に多数のバスが出ている。

電車と比べるとバスはかなり便数が少なく、時間は余分にかかり、料金も少し高い。

※乗り換えがないので荷物が多い時などは楽だが。

詳細は以下を参照してくれ。

タクシー

東京の都心部まで大体6,000〜7,500円くらいだ。

日本各地へのアクセス

飛行機、鉄道、バスの3つの選択肢がある。

ざっくり言うと、新幹線で4時間以上かかる場所には、飛行機で行くのが良いだろう。

具体的には、北海道・九州・四国・中国地方 となる。

※君が「Japan rail pass」を購入しており、かつ時間よりもコスト重視であれば北海道と沖縄以外は全て新幹線か特急電車に乗れ。

飛行機

成田空港は基本的には国際空港なので、国内線の就航都市の数が20程度と少ない。

国内線が中心の羽田空港の場合、日本全国の都市約50に就航している。

なお、ANAやJALといった日系の大手航空会社は、便数が多いが運賃が結構高い。(※1ヶ月以上前に予約するとかなり安くなるが)

コストを抑えたければ、やはりLCCを利用するのが良いだろう。

以下が東京(成田空港・羽田空港)に乗り入れているLCCのリストだ。

早めに予約すればかなり安い。

例えば東京から札幌まで片道5,000円〜、沖縄まで片道6,000円〜など、日系の大手航空会社の半額以下で行くことが出来る。

成田空港
羽田空港

新幹線

東京から500km以内の場所への移動は、新幹線がお勧めだ。

それは、「新幹線の駅は通常、どの大都市でも街の中心部にあってアクセスが良いが、ほとんどの空港は街の中心部からかなり離れており、時間が余分にかかること」「新幹線の運行本数は飛行機に比べ、圧倒的に多い(5〜20分に1本程度)」「新幹線が運休になることはほとんどない」という理由からだ。

君が「Japan Rail pass」を購入しているのであれば新幹線も追加料金なしで乗ることが出来るので、乗り倒すべきだろう。

※ただし、スピードが一番速い新幹線の列車である「のぞみ」と「みずほ」には乗ることが出来ないが。


東京を発着する新幹線の路線は以下の6つ。

~西に向かう東海道新幹線・山陽新幹線、

北に向かう東北新幹線・北海道新幹線・北陸新幹線・山形新幹線・秋田新幹線~

東京には新幹線の駅が3つある。

「東京駅」は6つの路線全ての始発/終着駅であり、当然全ての列車が停まる。

「品川駅」は西に向かう東海道新幹線・山陽新幹線の東海道新幹線・山陽新幹線の全ての列車が停まる。

「上野駅」には、北に向かう東北新幹線・北海道新幹線、上越新幹線、山形新幹線、北陸新幹線、秋田新幹線の大多数の列車が停まる。

運行頻度は東海道新幹線・山陽新幹線で1時間に7〜12本、東北新幹線・北海道新幹線で1時間に3〜7本、北陸新幹線で1時間に2〜5本、上越新幹線で1時間に1〜4本、山形新幹線と秋田新幹線はともに1時間に1本程度。

日本に短期滞在する外国人だけが買える「Japan Rail pass」というパスがある。

このパスがあれば、新幹線だけではなく、全てのJRの電車とバス(※高速バスを除く)に何度でも無料で乗ることが出来る。

外国人が日本滞在中、大体で合計7時間以上新幹線に乗るのであれば、買っても損はない。

ただし、この「Japan Rail pass」には以下のような、残念な欠点がある。

  1. スピードが一番速い新幹線の列車である「のぞみ」と「みずほ」には乗ることが出来ない。
  2. パスを入手するのに手間がかかる。
    事前に購入していても、日本国内の主要なJRの駅や国際空港のカウンターに一度は出向く必要があり、その際、成田空港などだと高い確率でかなりの時間待たされる。
    ※受け取り場所は以下。

「Japan Rail pass」を入手するには以下の4つの方法がある。

詳細は以下を参照してくれ。

①ネットで購入(JRの直販サイト)

JRの直販サイトで購入するメリットとして以下の2つがある。

購入後にオンラインで座席予約ができる。

・日本での受け取り時にパスポートを提示するだけで済む(※バウチャーを持参しなくても良いだけだが)。

②ネットで購入(JR以外が運営するサイト)

どういうロジックなのはよくわからないが、「JRの直販サイト」で買うよりも「他社のサイト」で買う方が10~13%安い。

※他社に販売手数料を払わなくて良い分、自社サイトの方が安いのが普通だが。

③日本国外にあるJR指定の旅行代理店で購入

外国にある旅行代理店のオフィスでバウチャーを受け取り、日本入国後に実際のパスと交換する形だ。

※バウチャーは購入後3ヶ月以内に実際のパスと交換する必要がある。

④日本国内で購入

主要な駅や国際空港で購入することが出来る。

「Japan Rail pass」の価格は以下の2種類となっている。

 

①と④の場合

有効期限1週間:33,610円、有効期限2週間:52,960円、有効期限3週間:66,200円

②と③の場合

有効期限1週間:29,650円、有効期限2週間:47,250円、有効期限3週間:60,450円

※グリーン車(ファーストクラス)を利用できるパスだと、上記に約35%増しの価格となる。

※子供(6〜11歳)の料金は半額

手間とコストを総合して考えると、②の「ネットで購入(JR以外が運営するサイト)」が一番お勧めだ。

以下は留意点だ。

  1. パスの受け取り
  2. 有効期間
  3. 購入期限
パスの受け取り

いずれの方法で購入する場合も、日本入国後に日本国内の主要なJRの駅や国際空港のカウンターで実際のパスをと交換する必要がある。

受け取り場所については以下を参照してくれ。

有効期間

「Japan Rail pass」の有効期間は、24時間制ではなく、日にち毎となる。

例えば、1日目の正午から7日間パスを使用する場合、有効期限は8日目の正午ではなく、7日目の終わりの深夜12時になる。

購入期限

バウチャーは購入後3ヶ月以内に「Japan Rail pass」の実際のパスと交換する必要がある。

高速バス

高速バスの場合、移動時間は新幹線の3倍くらいかかるが、料金は4分の1〜半分くらいと安い。

日本のバスは綺麗で、運転も荒くないので、バス旅は結構快適だ。

※バス会社の間の競争が激しいので、料金が低く、サービスも良い。

東京都との間に直行バスが走っている府県の数は非常に多く、日本全体で40もある。

夜行バスもあるので、夜に移動して時間と宿泊代を節約したい君にはおススメだ。

詳しくは以下のリンクを見てくれ。

なお高速バスは、主に東京駅の東側・八重洲口周辺と新宿駅の南口にある「バスタ新宿」で発着する。

東京エリア内のアクセス

東京は鉄道網が極めて発達しているので、ほとんどの場所に鉄道(JR・私鉄・地下鉄)で移動することが出来る。

電車は、早朝(5 a.m.)から深夜(1 a.m.)まで、もの凄い頻度で、かつほとんど遅延なく運行されている。

なので、移動には基本的には電車を使ってくれ。

※タクシーはとんでもなく高いし、バス路線はあまりにもローカルすぎて理解するのは不可能だからどちらも利用をお勧め出来ない。

鉄道路線は、網の目のように張りめぐらされているので、どこへでも行くことが出来て便利だが、一方で東京の鉄道を乗りこなすのは至難の技だ。

見てくれ、この複雑怪奇な路線図を。

目的地までどの電車・地下鉄に乗ればいいのか、ほとんどの日本人も正確には言えやしないほどだ。 

我々はよく駅のチケット売り場で途方に暮れたような顔をして壁に貼られた路線図を見上げている外国人を見かける。

「どうすればいいんだ!」と思った君に強い味方を紹介しよう。

便利なツール(その1)

以下は「乗り換え案内」のサイトだ。 これさえあればもう安心だ。

出発地と目的地の地名を入れさえすれば、あら不思議。

「どこで乗り換えればいいか」「いくら料金がかかるか」「どれくらい時間がかかるか」など、目的地まで最適なコースを教えてくれる。

便利なツール(その2)

SUICAPASMOという便利なものがある。

どちらも全ての鉄道やバスで使えるカード式の電子マネーだ。

これがあれば、いちいちチケットを買うのに並ばなくて良いし、行きたいところまでのチケットがいくらなのか、路線図を見ながら探さなくても良い。

かつ、普通に切符を買うより移動が数%安くなるので、是非入手すべきだ。

使い方は、駅の改札口の機械にタッチするだけ。

購入時に500円のデポジットが必要で、払い戻し(残っている金額+デポジット)の時には220円の手数料を取られてしまうが、それには黙って耐えてくれ。

SUICAやPASMOとも、切符販売機では払い戻しが出来ない。

SUICAはJRの駅にある「みどりの窓口」で、PASMOは、JR

JR以外の駅事務室で払い戻しすることになるので、ちょっと面倒だ。

東京の鉄道の種類

東京の鉄道には3つの種類がある。

JR

都心を走るJRの路線は以下の6つだ。

  1. 山手線
  2. 中央線
  3. 総武線
  4. 京浜東北線
  5. 湘南新宿ライン
  6. 京葉線

環状線で、新宿・渋谷・品川・東京・上野など東京の主だった場所を約60分かけて一周する山手線と、東京の中心部を東西に結ぶ中央線と総武線を利用すれば、東京の主だった場所のほとんどに行くことが出来る。

地下鉄

東京都内を走る地下鉄を運営しているのは、都心部を中心に9路線を運行する東京メトロと、4路線を運行しているがちょっとマイナーな存在の都営地下鉄の2つの会社だ。

街で地下鉄の駅を探すときは、東京メトロがハートを模した「M」のマーク、都営地下鉄は扇のような形の「銀杏」のマークが目印となる。

東京メトロと都営地下鉄は2社とも政府系の会社ではあるが、あくまで違う会社だ。

乗り換えると余分な料金がかかるので注意してくれ。

私鉄

東京には、小田急・京王・京急・京成・西武・東急・東武など10社の私鉄運営会社がある。

私鉄が運行する路線のほとんどが都心部から郊外に向かうもので、基本的には主要駅でJRや地下鉄と接続している。

観光

東京は、京都や大阪などと比較すると歴史は浅く、400年程度しかない。

なので、歴史的な建造物や街並は実はあまり多くない。

そうしたものを楽しみたかったら、電車に乗って鎌倉や日光まで行くと良い。

東京はかなり大きい街だ。

都心や主だったスポットがある山手線の内側だけでも直径で11kmもあるので、別のエリアに電車で移動する場合、常に30〜60分くらいかかってしまう。

同一エリア、あるいは隣接しているエリアの街やスポットは、なるべくまとめて回るべきだ。

でないと、移動で大きく時間をロスしてしまう。

具体的にエリアを分けると以下のようになる。

  • 北東部:浅草、上野、秋葉原、スカイツリー
  • 中央部:銀座、築地、豊洲、東京駅
  • 中央部(南):六本木、麻布
  • 西南部:恵比寿・代官山・中目黒、渋谷、原宿・表参道
  • 西部:新宿、吉祥寺、下北沢、高尾山
  • 南部:お台場
  • 北西部:池袋
  • 神奈川エリア:横浜、鎌倉

グルメ

ようこそ、美食の都へ!!

東京は世界一の美食の街だ。

東京はミシュランで三つ星、星付きのレストランの数が最も多い。

最も権威のあるレストランガイドブックである「ミシュランガイド(the Michelin Guide)」の前・総責任者Jean-Luc Naretは「世界一の美食の都は他を大きく引き離して東京だ。 2番は京都、パリは3番。日本は食べるだけの目的で行く価値がある国だよ」と語っているほどだ。

うれしいことを言ってくれるじゃないか。

実際、三つ星レストランと星付きレストランの数は、それぞれ12店と202店と東京が圧倒的な世界一だ。

ちなみに2位はパリ、3位は京都、4位は大阪、5位がニューヨークだ。

ミシュラン星付きのような高級店でなくとも、東京では美味しいものをいくらでも食べられる。

ありとあらゆる種類のレストランや料理があり、そしてそれらは決して高くはない。

街中の普通の店でも美味しいものにありつける。

ダイエットは一時中止だ。

さあ、ベルトの穴を一つゆるめて、街に出かけよう!

ショッピング

君は「日本は物価が高い国だ」という間違った先入観を持っていないか?

実際は「一部の物/サービスを除いて全然高くない!」だ。

一部の物/サービス とは、タクシー、ホテル、エステ など日本の高い人件費や、非効率なシステムや規制などが反映されているものを指す。

そして、ある一定以上の品質のものの値段は、他の国に比べてかなり安いと言える。
特に今は円が安い。

US$との関係で言えば、実質実効為替レートでは、過去50年の中で最も円安となっている。

言ってみれば、日本全体が30〜40%OFFのディスカウントセール状態だ。

買って買って買いまくれ!

東京では、新宿・池袋・渋谷・銀座などに多種多様な店が集積している。

※銀座/有楽町エリアは高級店が多いが。

ショッピングをしたければこれらエリアに行ってくれ。

あと、日本にはバーゲンの時期が、年に2回(1月上旬と7月上旬)ある。

大体の商品の価格が20〜70%offとかになるので、非常にお得だ!

なお、クレジットカードで買い物をする時、店によっては、支払いの時に「君の国の通貨で支払うか?日本円で支払うか?」と聞いてくることがある。

その時は、「日本円で!」と力強く答えよう。

それは、君の国の通貨で課金させた場合、その店の手数料が上乗せされたあまり良くないレートが使われることになるからだ。

デパート

どこの国でもそうだが、デパートの商品やサービスの価格は高い。

ただ、接客は丁寧で、置いてある商品の質も高く、一カ所で全て揃うので便利で時間もかからない。

金を持っている君には大いにお勧め出来る。

ただ、東京にはデパートなどの大規模な商業施設が250カ所程度あると言われている。

これだけの数があると、どこに行けば良いのか迷うところだが、

以下の首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)のデパート売上げランキング(上位15位まで)を参考にしてくれ。

売上げの多い店の方が、「魅力的なテナントの数が多い」「品揃えが良い」「アクセスが良い/便利」「お客がたくさんいて、雰囲気も良い」という傾向があるので、より訪れる価値があるだろう。

ほとんどのデパートの営業時間はAM10時〜PM9時で、レストランフロアだけはAM11時〜PM11時だ。

順位:店舗名     

1位:伊勢丹 新宿店

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ひと言紹介:ファッションのレベルは、日本一と言われている。

テナントの顔ぶれや品揃えも非常にレベルが高い。 

伊勢丹 新宿店

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2位:西武 池袋本店

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ひと言紹介:池袋駅に直結している大規模な百貨店。

地下食品売り場が大人気。

西武 池袋本店

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3位:日本橋三越本店

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ひと言紹介:創業は1673年と日本で一番歴史がある百貨店の本店。 

格式とお客の年齢層は高め。

日本橋三越本店

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4位:日本橋高島屋

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ひと言紹介:規模は小さめだが、建物は重要文化財になるほど古くて立派。

格式とお客の年齢層は高い。

日本橋高島屋

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5位:横浜高島屋

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ひと言紹介:各線の横浜駅に直結しており、便利。 

品揃えも豊富。 

横浜高島屋

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6位:そごう 横浜店

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ひと言紹介:日本最大級の売り場面積がある百貨店。

各線の横浜駅にも直結している。

そごう 横浜店

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7位 東武百貨店・池袋店

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ひと言紹介:各線の池袋駅に直結している大規模な百貨店。

地下食品売り場とレストランフロアが充実している。

東武百貨店 池袋店

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8位:東急 渋谷本店

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※2023年1月に閉店

9位:銀座三越

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ひと言紹介:銀座の真ん中にある、日本を代表する百貨店の一つ。

高級品が多数揃っている。

テナントの顔ぶれや品揃えが素晴らしい。

銀座三越

1930年開店の日本を代表する老舗百貨店で、銀座の中心である銀座4丁目の交差点に位置している。 ファッションから食料品まで高品質なアイテムがそろっており、高級な百貨店として広く知られている。 地下2•3階の食品売り場はレ […]

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10位:大丸 東京店

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ひと言紹介:各線の東京駅に直結しており、便利。

食品やお土産品の品揃えが豊富で、レベルも高い。

大丸東京店

東京駅に隣接したデパートで、ファッションと食関係が非常に充実している。 1階と地階の食品エリア「ほっぺタウン」には、和と洋の菓子70ブランド以上が集まっており、そして毎日1000種類以上のお弁当が並ぶ。

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11位:京王百貨店 新宿店

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ひと言紹介:各線の新宿駅に直結しており、便利。

京王百貨店 新宿店

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12位:松屋銀座

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ひと言紹介:銀座にある百貨店で、ブランドショップの顔ぶれや女性が好む商品の品揃えが充実している。

松屋銀座

1925年開業の名門デパート。 ラグジュアリーブランドやセレクトショップなどさまざまなショップが集まるが、特に女性が好む商品の品揃えが充実している。 最新スイーツや美味しいデリが揃う地下1・2階の食品売り場は大人気。

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13位:そごう千葉店

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ひと言紹介:千葉県最大の百貨店。

千葉駅に直結している。 

そごう千葉店

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14位:新宿高島屋

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ひと言紹介:新宿駅の南口にある唯一の百貨店。

新宿高島屋

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15位:西武・渋谷店

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ひと言紹介:渋谷駅に近接しており、隣接して「MUJI」や「Loft」の大きな店がある。

レストランフロアは充実している。

西武 渋谷店

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家電

最近は、家電製品に関しては、韓国や中国の企業に競争で負けている感じだが、まだまだ日本は“家電大国”だ。

そしてデフレーションとオーバーストアによる“競争大国”でもある。

消費者にとっては、有難い状況だ。

日本で家電を買いたい君に、安く買えるコツを教えよう。

  1. エリアを選ぶ
    大型店同士の競争が激しいエリアでは、必然的に商品の価格も安くなる。
    そのエリアは、東京だと「新宿」と「池袋」だ。
    新宿にはヨドバシカメラの本拠地があり、ビックカメラとヤマダ電機から後から進出して来て複数の店を出している。
    池袋にはビックカメラの本拠地があるが、そのすぐそばにヤマダ電機も巨大な店を出している。
    ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機という日本の家電量販店の“ビッグ3”はプライドにかけて、ライバル達を負かそうと激しい価格競争を「新宿」「池袋」などで繰り広げている。
  2. 特売商品を狙う
    家電量販店に金曜日に行くと、店の中に在庫を積み上げている商品があったりする。
    これは夕方から特売になるものなので、狙い目だ。
    あと、当然、店頭に置いてあるチラシに載っている商品は、お得なものが多い。
  3. 魔法の呪文を唱える
    「Kakaku-com」と3回くらい言いながらスマートフォンやタブレットを見せるフリをすれば、店員はちょっとイヤな顔をするが、値段を下げてくれる可能性がある。
    価格.comとは、日本人ならば誰もが知っている値段の比較サイトだ。
    そこには色々な商品毎に非常に安い価格を提示しているショップリストが載っている。
    価格.comは家電量販店にとっては、一番の敵だが、君のような消費者にとっては強い味方だ。
  4. 免税専門店
    基本、行ってはダメだ。
    確かに税金はかからないが、元々の価格設定が高いので、置いてある商品はあまり安くない。

注意事項

店員の着ている服の背中に「Panasonic」とか「Mitsubishi」とかの家電メーカーの名前が入っていたら、その店員は家電メーカーから派遣されてきたスタッフだ。

その店員はさりげなくではあるが、基本的に自社の商品を勧めるので要注意だ。

主な家電量販店

ヨドバシカメラ、BIC CAMERA、YAMADA DENKIという日本の家電量販店 “ビッグ3”の主要な店舗を以下で紹介する。

ヤマダ電機

ヤマダ電機 LIFE SELECT池袋

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ヤマダ電機 LABI 新宿西口館

新宿駅南口の駅前にあって便利。  

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ビックカメラ

ビックカメラ 池袋本店

ビックカメラの本店。 店は広くないが、品揃えは充実している。 店員は商品知識豊富。

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ビックカメラ 新宿西口店

新宿駅東口にも同じくらいの規模の店がある。

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ヨドバシカメラ

ヨドバシカメラ 新宿西口本店

ヨドバシカメラの本店。 店は広く、品揃えも充実している。 店員は商品知識豊富。

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ヨドバシカメラマルチメディアAkiba

首都圏で1位の売上げと広さを誇る店。 秋葉原駅に直結しており、便利。

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店舗面積ランキング(首都圏の家電量販店)

店舗が広ければ良いというわけではないが、やはり大型店舗は品揃えが充実しているので、欲しいものや探しているものが見つかる可能性が高い。

1位 ヨドバシカメラマルチメディアAkiba:23,800㎡

ヨドバシカメラマルチメディアAkiba

首都圏で1位の売上げと広さを誇る店。 秋葉原駅に直結しており、便利。

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2位 ヤマダ電機LABI1 LIFE SELECT 池袋:23,000㎡

ヤマダ電機 LIFE SELECT池袋

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3位 ヨドバシカメラ マルチメディア横浜:21,450㎡

ヨドバシカメラマルチメディア横浜

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4位 ヨドバシカメラ新宿西口本店:20,000㎡

ヨドバシカメラ 新宿西口本店

ヨドバシカメラの本店。 店は広く、品揃えも充実している。 店員は商品知識豊富。

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5位 ヤマダ電機LABI LIFE SELECT 品川大井町:18,294㎡

ヤマダ電機 LABI LIFE SELECT 品川大井町

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6位 ビックカメラ新宿東口店(旧:ビックロ新宿東口店):15,000㎡

ビックカメラ新宿東口店

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7位 ヨドバシカメラ マルチメディア川崎ルフロン:14,400㎡

ヨドバシカメラ マルチメディア川崎ルフロン

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8位 ヨドバシカメラ マルチメディア吉祥寺:14,000㎡

ヨドバシカメラ マルチメディア吉祥寺

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9位 ビックカメラ有楽町店:13,816㎡

ビックカメラ有楽町店

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10位 ビックカメラ ラゾーナ川崎店:13,200㎡

ビックカメララゾーナ川崎店

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11位 ビックカメラ新宿西口店:12,200㎡

ビックカメラ 新宿西口店

新宿駅東口にも同じくらいの規模の店がある。

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12位 ビックカメラ池袋本店+カメラ・パソコン館 9,000㎡

ビックカメラ 池袋カメラ・パソコン館

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百円ショップ

君の「日本は物価が高い国だという間違った先入観をぶち壊してくれるのが、この「100円ショップ」という業態だ。

100円ショップとは、店内の商品を原則として1個100円(※消費税を加えると110円)均一で販売している小売店のことを言う。

海外にもDaisoなど、均一価格の店があるかもしれないが、日本にある店の価格は、海外の店の価格よりも40〜70%くらい安い。

何を買っても100円と非常に安いので、そんなに親しくない友人や知人たちに“ばらまく”土産物をたくさん買うのに最適な場所だ。

日本中どこにでも店があるので、行きやすく便利だ。

(※2022年段階で約8,500店舗)

取り扱い商品は、日用雑貨、キッチン用品、DIY用品、化粧品と小物、家電小物、文房具、おもちゃ、食品などバラエティに富んでいる。

価格はほとんどの商品が100円だが、品質やデザインも悪くない。

どう考えても普通は100円で買えないような品物ばかりだ。

※100円よりも高い商品も多少は置いてあるが。

たくさんの品々を手に取り、「これがたったの100円か!」という驚きつつ、店中を見て回るというエンターテインメント的な楽しさがある。

100円ショップでは、「Wow!」だの「Cheap」だのと唸りながら買い物かごに物凄い数の品物を詰め込んでいる君のような外国人の姿をよく見かける。

なお、5,000円以上を同じ日に同じ店で購入すると消費税(10%)が免税となる。

だが、買いすぎて飛行機のチェックイン時に荷物の超過料金を取られ、結局は損をしてしまうというのは、百円ショップ“あるある”。

気をつけてくれ。

 

ちなみに「ダイソー(DAISO)」「セリア(Seria)」「キャンドゥ(Can Do)「ワッツ(Watts)」の4つが日本における100円ショップの大手チェーンだ。

これら大手4社の店だけで日本全国に約8,500店もある。

なので、君が普通に街を歩いていたら必ずどこかに100円ショップがあるが、計画的に店を探したければそれぞれの会社のホームページを見てくれ。 以下で各社の簡単な特徴と東京と近郊にある代表的な店舗を紹介する。

ダイソー(DAISO)

ダイソーは100円ショップ業界の最大手企業で50%以上のマーケットシェアを持つ。

日本国内に約3,600店舗、海外24カ国・地域に約2,300店舗を展開している。

「大規模な店が多い」、「品揃えが圧倒的/総アイテム数は76,000以上」「新商品が常に発売されている」という特徴がある。

ダイソー・アルカキット錦糸町店

売り場面積は約3,300㎡と、東京都内で最大の100円ショップだ。 取扱いアイテム数は50,000点以上(!)と品揃えも非常に豊富。 この店は浅草やスカイツリーに近いので、観光のついでに寄るのも良いだろう。

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ダイソー・ギガ船橋店

売り場面積は約6,600㎡で、日本最大の100円ショップだ。 ビル一棟が全て店舗となっており、品揃えも圧倒的だ。 東京から成田空港に向かう途中にある。

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Seria

Seriaは、100円ショップ業界で2番手の企業で、日本国内に約1,800店舗を展開している。

女性をターゲットにしているようで、お洒落で可愛い商品が多い。

なお、100円以上の商品も取り扱う他の100円ショップ企業とは違い、Seriaは100円の商品しか置いていない。

Seria・新宿マルイアネックス店

新宿駅にも近く、非常にアクセスの良い店。 インテリア系の雑貨やハンドメイドの材料などを中心にファッショナブルな商品が揃っているので、いつも若い女性で大混雑している。

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Can Do

Can Doは、100円ショップ業界で3番手の企業で、日本国内に約1,200店舗を展開している。

Can Doは日本最大の小売業グループであるイオンの傘下に入っている。

主婦層を主なターゲットにしており、生活雑貨や食品に力を入れている。

プライベートブランド商品はレベルが高く、人気がある。

Can Do・西武新宿Pepe店

西武新宿ペペ店は、キャンドゥの中では最大級の店舗面積を誇る店で、品揃えが非常に豊富だ。 新宿駅に近く、22:00までと比較的遅くまで開いているので、便利だ。

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Watts

Wattsは、100円ショップ業界で4番手の企業。

「Watts」「meets」「Silk」などの複数のブランドで、日本国内と海外に約1,600店舗を展開している。

小規模な店がほとんどで、アイテム数も約6,000~7,000と少ない。

スーパーなど商業施設の片隅に店を構えていることが多い。

ドラッグストア

君が化粧品、薬、健康食品、日用品などをたくさん買う場合、「価格」「利便性」「品揃え」などの面で総合的に考えると、ドラッグストアが一番良い選択肢だと言える。

※ドラッグストアは、商品の価格が百貨店など他の業態よりも大幅に安く、立地も駅前や商業施設の中にあるなど便利で、品揃えが非常に豊富だ。

ドラッグストアで売っている商品の値段は、大体どこの店でも同じくらいだが、競争が激しいエリア(大きな駅の周辺)は安い。

ほとんどの店が免税対応なので、君が外国人旅行者ならパスポートを忘れず持って行けよ。

5,000円以上を同じ日に同じ店で購入すると消費税(10%)が免税となる。

以下で君が買い物をすると思われるドラッグストア・チェーンについて簡単に説明する。

マツモトキヨシグループ

店舗数はグループ全体で3,000以上あり、売上高では日本で第5位のドラッグストア企業だ。

海外にも積極的に進出しており、アジアに数十店舗を展開している。

大体の店が駅前や大規模商業施設の中など非常に便利な場所にあるので、君にとって一番使いやすいチェーンだと言える。

黄色に黒文字の看板が店の目印だ。

ほぼ全ての店が免税対応で、都心の店は外国語が出来る店員も多い。

サンドラッグ

特徴:店舗数はグループ全体で1,200以上あり、売上高では日本で第6位のドラッグストア企業だ。

専門知識を持ち、カウンセリングが出来るスタッフの比率が高いのが他のドラッグストア企業との大きな差別化だ。

赤色に白文字の看板が店の目印。

免税対応の店の比率は40%程度だが、君が行くような大都市や観光地の店はほぼ100%対応しているので安心してくれ。

ツルハドラッグ

特徴:店舗数はグループ全体で約2,500あり、売上高では日本で第2位のドラッグストア企業だ。

発祥の地・北海道と東北では圧倒的なシェアを誇り、売り上げ拡大を狙ったM&Aや積極出店を続けている。

赤色(一部黄色)に白文字の看板が店の目印。

免税対応の店の比率は不明だが、君が行くような大都市や観光地の店だとほぼ100%なので安心してくれ。

土産物

以下は、日本の土産を買うのに便利な場所と、そこで買うのが良いもののリストだ。

「価格」、「品揃え」、「利便性」の3つの項目で星をつけたが、 価格は「安い」、品揃えは「良い•豊富」、利便性(店の数、営業時間、多言語対応等)は★の数が多いほど良い。

ドン・キホーテ

評価
価格★★★★
品揃え★★★★★
利便性 ★★★★
免税対応★★★★★
コメント

深夜まで営業しており、全ての店で免税対応、多言語対応をしてくれるので非常に便利。

あらゆるものが揃っており、価格も結構安いので、土産物を買うには一番良い場所だと言える。

買うと良いもの

雑貨、文房具、アイデア商品/面白グッズ、おもちゃ/キャラクターグッズ、 工芸品「扇子•傘、刀•手ぬぐい•お香など」、Tシャツ、衣料品、化粧品、薬、食品、菓子お茶、酒、陶磁器

代表的な企業/店

100円ショップ

評価
価格★★★★★
品揃え★★★★★
利便性 ★★★★
免税対応★★★★
コメント

品物の種類も豊富で、何を買っても100円と非常に安いので、そんなに親しくない友人や知人たちに“ばらまく”土産物をたくさん買うのに最適な場所だ。
日本中どこにでも店があるので、行きやすく便利だ。(※2022年段階で約8,500店舗)

買うと良いもの

雑貨、文房具 アイデア商品/面白グッズ、陶磁器

代表的な企業/店舗

ドラッグストア

評価
価格 ★★★★★
品揃え★★★
利便性★★★★★
免税対応★★★★★
コメント

品揃えが一部に偏っているが、「価格が安い」、「店の数が非常に多く、便利な場所にある」、「夜遅くまで開いている店が多い」、「ほとんどの店が免税対応」と優れている。

買うと良いもの

雑貨、化粧品、薬、食品、菓子

代表的な企業/店

バラエティショップ

評価
価格 ★★★
品揃え★★★★
利便性★★★
免税対応★★★★★
コメント

高品質でセンスの良いものが揃っているが、店の数が少ないのが難点。

買うと良いもの

雑貨、文房具、アイデア商品/面白グッズ、工芸品(扇子•傘、刀•手ぬぐい•お香など)、Tシャツ、衣料品、食品、菓子お茶、陶磁器

代表的な店

コンビニエンスストア

評価
価格 ★★★
品揃え★★★
利便性★★★★★
免税対応★★
コメント

品物の種類も結構豊富、24時間空いていて、店の数も気違いみたいに多くて便利だが、価格がちょっと高い。

買うと良いもの

雑貨、文房具、化粧品、薬、食品、菓子お茶、酒

代表的な店

スーパー

評価
価格 ★★★★★
品揃え★★★
利便性★★
免税対応
コメント

街の中にはスーパーはあまりないが、食品系の品揃えと価格の安さは魅力だ。

買うと良いもの

食品、菓子、お茶、酒

代表的な店

デパート

評価
価格 
品揃え★★★★★
利便性★★
免税対応★★★★★
コメント

価格は高いが、品質の良い品物が手に入る。

売り場が閉まる時間が大体20時と早いのが難点。

地下の食品売り場は美味しいものの宝庫

買うと良いもの

工芸品「扇子•傘、刀•手ぬぐい•お香など」、衣料品、化粧品、食品、菓子,お茶、酒、陶磁器

代表的な店

専門店

評価
価格 ★★
品揃え★★★★★
利便性
免税対応★★★
買うと良いもの

雑貨、文房具、アイデア商品/面白グッズ、おもちゃ/キャラクターグッズ、 工芸品(扇子•傘、刀•手ぬぐい•お香など)、Tシャツ、衣料品、化粧品、薬、食品、菓子,お茶、酒、陶磁器

空港の売店

評価
価格 ★★
品揃え★★★
利便性★★★★★
免税対応★★★★★
コメント

空港で買えば荷物にならず楽で良いが、品物の種類はあまり多くなく、価格はかなり高い。

買うと良いもの

工芸品(扇子•傘、刀•手ぬぐい•お香など)、Tシャツ、衣料品)、食品、菓子、お茶、酒

両替

君が日本で取るべき行動は、

「支払いには最大限クレジットカードを使い、現金が必要な時はクレジットカードでセブンイレブン(あるいは、ゆうちょ銀行)のATMからキャッシングする」だ。

これが今のところ一番良いやり方だ!! と断言しよう。

逆にやってはいけないことは、以下の3つだ。

「君の国の空港でJapanese Yenを両替で入手」、「日本で君の国の現金(※US$やユーロ以外)をJapanese Yenに両替」、「ホテルで両替」

「ホテルで両替」する場合の交換レートが極めて悪いのは、君も承知していることだろう。

一般的に言って、他の通貨への両替について考慮すべきポイントは、「交換レート」「利便性/手間」「安全性」だが、「クレジットカードで支払い+クレジットカードでATMからキャッシング」はほぼ全ての項目で現金や他の両替手法より勝っている。

※君がUS$やユーロを持っているなら、現金を持って来てOKだ。

順を追って説明しよう。 まず以下のサイトを見てくれ。

これは主な通貨を成田空港で日本円に交換した時のレートだ。

公式な為替レートと比較して、US$やユーロは手数料率/減価率が2〜3%程度なので、かなりリーズナブルだが、他の通貨を持って日本に来ようとしている君にとっては、ちょっとびっくりするような手数料率/減価率なのではないだろうか。

メキシコペソの手数料率/減価率にいたっては何と32%(!)、いきなり自分のお金の価値が3分の2になってしまう。

メキシコ人の君にとってはまるで悪夢だ。

“親日国であるメキシコの人達に対して、そんなひどいことはしたくはないのだが、しょうがない。

これは、「日本が特殊な国」だとか「成田空港の銀行が”ボッている”」という理由からそうなった訳ではない。

他の国の通貨でも事情は同じだ。

手数料率/減価率は、「通貨の強さ/世界での流通量」、「2つの国家間の取引額(貿易や投資)」、「通貨を発行している国の経済状況」などで決まってくる。

US$やユーロといった“メジャー”な通貨以外は、持っていても換金価値が低く、手間がかかるので、その通貨を発行している国以外では、公式な為替レートよりもかなり低く評価されてしまう。

自分が持っているお金を日本円に替えた時の減価率が半端ではない君は、自分の国の政府や中央銀行、そして経済的に強い国を作ってくれなかった君のご先祖様たちを呪ってくれ。

以上、US$やユーロ以外の通貨を必要以上にたくさん持って来てはいけない理由がわかったのではないだろうか。

それでは次に、クレジットカードについてだ。

クレジットカード

※手数料率は2%以下

〜支払いには最大限クレジットカードを使うべし〜

まずクレジットカードが素晴らしいのは、交換レートがほぼ公式な為替レートと同じとかなり良いことだ。

ちなみに交換レートは、MasterCardが一番良く、その次がJCB、そしてVISA、AMEX、Dinnersという順番のようだ。

そして海外で買い物をした場合、カード会社が課す事務手数料は、JCB:1.60%、VISA:1.63%、MasterCard:1.63%、AMEX:2.00%、Diners:1.3%。

※Dinersは一見一番低く見えるが、課金レートにTTS(Telegraphic Transfer Selling rate)を使っているので、実際は2.2%〜4%くらいと一番高い。

全ての手数料を足しても2%以下と、クレジットカードは他の外貨両替手段よりも大いにお得だが、クレジットカード利用には、さらにメリットがある。

それはカード利用額に応じ、マイレージやポイントを獲得出来るということだ。

使った金額のだいたい0.5%〜2%がマイレージやポイントとして還元されるから、還元率の高いクレジットカードだと、場合によっては、為替手数料を払うどころか、プラスが出ることもある。

ATMでキャッシング

※手数料率は3%程度

〜クレジットカードでセブン銀行(セブンイレブン)のATMからキャッシングすべし〜

カードが使えない店での買い物や食事などのために、現金もいくらかは必要となる。

特に日本では小さい店やレストランだとカードが使えないことが多い。 そんな時にはセブンイレブン(あるいは、ゆうちょ銀行)のATMを目指せ。

セブン銀行(セブンイレブン)

設置台数、対応言語数、対応カード数、営業時間どれをとっても、非常に便利だ。

セブン銀行のATMは日本全国のセブン-イレブンをはじめ、空港、駅、様々な商業施設などに26,000台以上設置されており、原則24時間•1年中、日本円が引き出せるので便利だ。

操作画面も12ヶ国語に対応し、対応カードも幅広く取り扱っている

ATMの画面•利用明細票•音声は、英語・韓国語・中国語・ポルトガル語の4カ国語に対応している。

セブン銀行のATM
  • 引き出し手数料:カードのブランドや銀行により手数料が異なる
  • 引き出し限度額(1回あたり):10万円
  • ATM台数:約26,000台
  • 操作画面言語:日本語・中国語簡体字・中国語繁体字・英語・韓国語・ポルトガル語・タイ語・マレー語・インドネシア語・ベトナム語・フランス語・ドイツ語
  • 取り扱いカード:VISA、PLUS、MasterCard、Maestro、Cirrus、American Express、JCB、銀聯(UnionPay) ※銀聯ICカードは使用不可、Discover、Diners Club

成田空港と羽田空港にもセブン銀行のATMはある!

成田空港内のセブン銀行ATMの場所
  1. 第1ターミナル
    中央1F(到着階)/6:00~23:00、南4F(出発階)/6:00~23:00
  2. 第2ターミナル
    本館4F/0:00~24:00(セブン-イレブン店舗内)、本館3F(出発階)/6:00~23:00、本館地下1F /6:00~23:00、本館地下1Fセブンイレブン店舗内/0:00~24:00(セブン-イレブン店舗内)
  3. 第3ターミナル
    2階/※カードにより営業時間が異なる
羽田空港内のセブン銀行ATM
  1. 第1ターミナル(国内線)
    マーケットプレイスB1(南)/5:00~24:00
  2. 第2ターミナル(国内線)
    ターミナルロビー(北)B1/5:00~24:00、ターミナルロビー(南)2F/5:00~24:00、 ターミナルロビー(北)2F/5:00~24:00
  3. 第3ターミナル
    到着ロビー2F/5:00~24:00

それ以外の場所でセブン銀行のATMがどこにあるかは以下で見てくれ。

郵便局/ゆうちょ銀行

近くにセブンイレブンがなければ、郵便局/ゆうちょ銀行のATMを探せ!

日本全国に32,000台以上とセブン銀行よりも多くのATMが設置されており、セブンイレブンがないような田舎でもあるので、心強い。

ただし、「小さな郵便局/ゆうちょ銀行だと夕方になるとATMコーナーが閉まる」、「操作画面が日本語か英語しか選べない」というデメリットがある。

ゆうちょ銀行のATM
  • 引き出し手数料:カードのブランドや銀行により手数料が異なる
  • 引き出し限度額(1回あたり):5万円
  • ATM設置台数:約32,000台
  • 操作画面言語:日本語・英語
  • 取り扱いカード:VISA、VISA•ELECTRON、PLUS、MasterCard、Maestro、Cirrus、American Express、JCB、銀聯(UnionPay)、DISCOVER

ATMの場所は以下を参照してくれ。

その他

コンビニのローソンでもキャッシングが出来るATMがある。

ATMでのキャッシングはカードで支払いするのと同じで、交換レートは、クレジットカード会社が支払い処理を行った日のレート(※クレジットカード会社設定で、ほぼ公式な為替レートと同じ)と非常に良い。

クレジットカードでの支払いの場合とは違い、1.6%~3%の事務手数料はかからないが、金利(クレジットカード会社が定める年率を借入期間に応じて日割り計算)とATM利用手数料(金額に応じて)がかかる。

君の持っているクレジットカードのキャッシング金利がいくらなのかはわからないが、日本だと普通15%~18%程度。

借入期間もクレジットカード会社毎に違うが、通常25日~55日くらいなので、キャッシング金利を18%として日割り計算をすると、大体1.2%〜3%くらいだろう。

ATM利用手数料と合計すると、大体2.2〜3.5%くらいになる。

しかも、これは世界の通貨全てで同じ手数料率である。

どうだ、現金での両替に比べて大幅に安いだろう。

ちなみにキャッシングの場合は通常ポイントやマイルは貯まらない。

あと、「国際キャッシュカードでATMから引き出し」と「トラベラーズチェック」も悪くないが、「クレジットカードで支払い」+「クレジットカードでキャッシング」に比べると手数料率や手間という点で劣る。

国際キャッシュカード

※手数料率は5%程度

クレジットカードでのキャッシング同様、ATMでは国際キャッシュカードも使える。

ただ、通常カードを発行した銀行の手数料率が高く、引き出し手数料もかかるので、 手数料の合計が4〜6%程度とちょっと割高となる。

トラベラーズチェック

※手数料率は5%程度

トラベラーズチェックの交換レートは、公式な為替レートに近く、現金と比べると交換レートが圧倒的に良い。

そしてまた紛失や盗難時の補償もあるので安全だというメリットがある。

が、T/C には発行手数料(1〜3%)がかかるので、実質的な手数料率3~6%程度と、お得感はあまりない。

あと、トラベラーズチェックは購入する時と外貨に替える時の手続きにかなり時間がかかるのもデメリットだ。

なお、トラベラーズチェックは日本の銀行では使えなくなっているので、持っている君はTravelexに行くべし。 Travelexは、成田空港や羽田空港以外にも街中に店がある。

泊まる

以下の期間/時期はホテルが埋まりやすい。

早めに予約するべきだろう。

  • Chinese New Year/1月下旬〜2月中旬(※年によって異なる):中華圏と韓国やベトナムなどが長い休みに入る。
    ちなみに2023年は1月22日から。
  • 3月下旬〜4月上旬:桜が咲く季節で、多くの外国人旅行客が来日する。
  • 4月末〜5月上旬:日本全体がゴールデンウィークと言われる1週間程度の休みに入り、日本人達が多数旅行する。
  • 8月:日本人の多くが夏休みを取るし、外国人旅行客も多数来日する。
  • 12月24日〜1月1日:東京でクリスマスと年末年始を過ごしたい日本人や外国人旅行客が多数訪れる。

上記以外でも、3月•4月•5月や10月•11月など、季節の良い春と秋はホテルが取りにくい。

逆に1月•2月と6月•7月の、冬と夏の時期はオフシーズンで比較的、宿は空いている。

宿泊にお勧めの場所

  • 交通の便が良いところ
    東京、品川、新宿、渋谷、上野
  • 街が魅力的なところ
    渋谷、新宿、銀座、池袋
  • ナイトライフが充実しているところ
    六本木、渋谷、新宿
  • 安く泊まれるところ
    空港周辺(成田、羽田、蒲田)、東部エリア(浅草、上野、秋葉原)、東京郊外

宿泊施設のタイプ

大きく分けると以下の5つだ。

  1. ホテル
  2. 旅館
  3. ゲストハウス
  4. 民泊
  5. その他変わった宿泊場所

ホテル(高級/5つ星、中級/4つ星〜3つ星、エコノミー/2つ星以下)

それぞれ価格は、高級30,000円以上、中級30,000〜10,000円、エコノミー10,000円くらいだ。

高級ホテルだと広さは35㎡以上あるが、基本的に安めの部屋は狭い。

中級だと大体20㎡、エコノミーだと12〜7㎡と、“ちょっと豪華な犬小屋”くらいだ。

あと、日本のホテルはダブルやツインが少ない。そして、なぜかツインの部屋は、値段がシングルの1.5〜2倍になったりするところがほとんどなので気をつけろ。

旅館

東京周辺には京都のような高級な旅館はほとんどない。

が、リーズナブルな価格で、日本らしさを味わえる宿はたくさんある。

旅館は、浅草、上野など東部エリアに多い。

料金は大体、1泊3,000円〜7,000円(一人当り)くらいだ。

ゲストハウス

日本は、ゲストハウスの数が他の国と比べて少ない。

一説には、日本全体で800施設しかないらしい。

東京のゲストハウスは、旅館同様、やはり浅草、上野など東部エリアに多い。

料金は、ドミトリーで大体、1泊3,000円(一人当たり)くらいだ。

民泊

AirB&Bなど主だった民泊サイトは全て利用できる。

日本での民泊施設数は現在18,000で、うち東京周辺で5,500くらいある。

※コロナによって、その数はピーク時に比べ40%くらい減少した。

東京の民泊の場合、部屋の広さは大体20〜30㎡くらいで安いホテルに比べると倍以上ある。

料金は、1泊8,000円〜14,000円(一部屋当り)とホテルと同じくらいか安いので、2名以上で宿泊するならホテルや旅館よりもかなりお得だ。

一般の人が持っている部屋を借りる形なので、キッチンや家具が揃っているのも便利だ。

その他変わった宿泊場所(カプセルホテル、ラブホテル、ネットカフェ)

カプセルホテル

カプセルホテルの部屋は、まるでカプセルのような個室空間となっているが、天井が低く立ち上がることも出来ない。

スペースは極めて狭いので、養鶏場のブロイラーになった気分が味わうことが出来てなかなか乙な感じだ。

カプセルホテルは、大体街のど真ん中にあり、便利ではある。

料金も、1泊3,000〜4,000円(一人当たり)と安い。

君が、「朝からずっと外に出ていて部屋にいない」、「小さなことは気にしないおおらかな性格」であればお勧め出来る。

カプセルホテルが多いのは、新宿、池袋、上野、新橋など。

ラブホテル

料金は、1泊6,000〜10,000円(一部屋当たり)と高くない。

が、チェックインできるのが22時〜23時で、それより前の利用は1時間あたり2,000円くらいかかり、非常に高くついてしまう!

これは、ラブホテルが、昼と、夕方、夜の早い時間は他のお客に短時間貸し出し、収益を上げるというビジネスモデルだからだ。

部屋は大体豪華で色々な設備があるのでカップルで行くと大いに盛り上がるだろう。

ただし、一人で行くと最悪だ! 場合によっては、「こいつ部屋で自殺するのでは?」とスタッフに怪しまれ、部屋を貸してくれないこともある。

君が、「カップル」「夜遅くのチェックインでいい」「連泊しなくて良い」という条件を満たすのであればお勧め出来る。

ラブホテルは、東京のどこの街にもあるが、多いのは、渋谷、新宿、池袋など。

ネットカフェ

夜間(23時〜翌日8時まで)のパック料金(6〜8時間滞在可能)を使えば、小さいながらも個室空間で安く泊まれる。

ただ、ネットカフェは宿泊施設ではないので、ベッドで寝ることは出来ない。

リクライニングかフラットになるシートで寝ることになる。
料金は1泊1,200円〜2,000円(一人当たり)。

君が、「夜遅くのチェックインでいい」、「周りがうるさくても気にならない」、「連泊しなくて良い」という条件を満たすのであればお勧め出来る。

ネットカフェは、東京のどこの街にもあり、ほとんどが駅前か繁華街という便利な場所にある。

エンターテインメント

温泉

東京には有名な温泉地はないが、いくつか天然の温泉を使った浴場や銭湯がある。

以下のサイトを参照してくれ。

なお、近隣の県には、日本を代表するような良い温泉地が多数ある。

  • 神奈川県
    箱根、湯河原
  • 静岡県
    熱海、伊東
  • 栃木県
    鬼怒川、那須、日光湯元
  • 群馬県
    草津、万座、伊香保
    ※栃木県と群馬県は東京からかなり遠く、鬼怒川温泉以外は、行くのに電車で3〜4時間もかかる。

祭り

花見

花火

テーマパーク・遊園地

やはり筆頭は、「東京ディズニーリゾート」だろう。

あと、行く価値がありそうなのは、以下だ。

君がアニメ好きならば、宮崎アニメ(スタジオジブリ作品)がテーマとなった「三鷹の森ジブリ美術館」、ドラえもん等、藤子不二雄アニメがテーマの「藤子•F•不二雄ミュージアム」など

絶叫系の乗り物が好きならば、日本一だと評価されているのが「富士急ハイランド」。

東京から2時間半ほどかかって遠いけれど、富士山に行くのであれば、立ち寄る価値はある。

「そんな遠くまで行けるか!」という君には、「東京ドームシティ」を勧めたい。

各種イベント

東京には、たくさんの施設や遊び場がある。

ただし、誰でも楽しめるものとそうでないものが混在している。

スポーツ観戦

「野球」、「サッカー」、「相撲」、「格闘技」あたりが、日本ではメジャーだが、ひいきの選手やチームがないとあまり気分が盛り上がらないかもしれない。

日本の「野球」、「サッカー」のスタジアムでは、ファン達は、楽器や鳴りものを使って皆で歌ったり踊ったりしてひいきのチームを一生懸命応援している。

ちょっと独特の感じで結構面白い。

そこで彼らと一緒にそのチームを応援すると、高い確率で友達になることが出来るだろう。

飲み物や食べ物もおごってくれるはずだ。 (保証は出来ないが)

コンサート/公演

日本及び東京は、エンターテイメントでも大きな市場なので、ものすごい数のコンサートや公演が行われている。

日本のアーティストや劇団、楽団だけではなく、海外からも数多くの大物、有名アーティストや劇団、楽団が東京にやって来ている。

チケットは、チケットぴあなどのサイトで予約できるが、残念なことに多言語対応していない。

または、君が泊まるホテルが5つ星クラスであればコンシェルジェに事前に依頼することも出来るかもしれない。

あるいは、君がプラチナ以上のステータスのクレジットカードを保有していれば、カード会社のコンシェルジェサービスも使えるはずだ。

以上のようなことが出来ない君は、潔く、あきらめろ。

いずれにせよ、①と②は事前にチケットを入手しておきたい。

アート

美術館/博物館は、主に上野周辺と六本木周辺に集中している。

以下が有名/人気どころだ。

ナイトライフ

クラブ

渋谷エリアに一番多くある。

その次に多いのが六本木エリア。

ルール

ほとんど全ての店でIDチェックがあるので、パスポートを忘れず持参してくれ。

ドレスコードもあり、ラフな服装(短パン、タンクトップ、ジャージ、スウェット、サンダル、スリッパ等)だと入れないことが多いので要注意だ。

あと、tattooもNGだ。 

入れている君は、外から見えないよう服で隠せ。

GENIUS TOKYO

【特徴】 このエリアで最大規模のクラブで、4フロアからなる店内はいつも安定した盛り上がりを見せている。 “大人の街”銀座にあるだけあって、年齢層は高めだが、客層は良く、男性はエリートビジネスマン、女性は綺麗なOLが中心だ […]

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Club Camelot

都内有数の知名度と動員力を誇るクラブ。 渋谷という場所のため、客層は学生中心で、とにかく若い。 週末はメイン、Hip hop、Houseという3つのフロアが全てオープンする。 【ジャンル】:All mix・House ・ […]

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WOMB

ちょっと大きな声では言いにくい感じの店名だが、ここは「音」、「内装」、「照明」のレベルが非常に高い。 かつてUKの有名なダンスミュージック系雑誌「MIX MAG」において世界のクラブランキングにおいて第2位になったくらい […]

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JGBT

東京には、「新宿」・「上野」・「浅草」・「新橋」に比較的規模の大きなゲイタウンがある。

大半の店が外国人客もwelcomeなので目についた店に入ってみろ。

ただし、初心者やLGBTではない君には、誰でも入れて楽しめる「観光バー」がお勧めだ。

※“上級者”向けの店だと、LGBT以外は「入店お断り」だったりする。

各エリア毎に店の所在地や情報がわかる地図のリンクを貼るので参考にしてくれ。

新宿2丁目

日本最大の繁華街・新宿にある「新宿2丁目」は日本最大のゲイタウンで、世界的にも有名な場所だ。

「新宿通り」と「靖国通り」を結ぶ約240mの「仲通り」がメインストリートで、この通りを中心に400店以上のLGBT向けのバーやカフェ、グッズショップ、ホテルなどが立ち並ぶ。

君がLGBTであればここはかなりリラックス出来る場所だが、ストレートの君でも十分楽しめるはずだ。

実際、国内外の有名人やセレブも多数お忍びで訪れている。

住所:東京都新宿区新宿2丁目
アクセス:各線「新宿三丁目駅」から徒歩2〜5分、各線「新宿駅」から徒歩10〜13分

以下は新宿2丁目にある代表的な「観光バー」だ。

MARROAD(マロード)

40年以上営業している老舗の観光バー。 料理上手なニューハーフ、麻梨亜ママやスタッフのオカマちゃんたちと楽しく会話できる。 カラオケが無料で楽しめたり、タイミングが合えばショータイムを見ることが出来る。

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Campy!bar(キャンピーバー)

新宿2丁目のメインストリートである「仲通り」に面したカラフルな観光バー。 テレビによく出ている有名なオカマちゃんたちが接客してくれる。

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上野

上野は日本で3番目の規模のゲイタウンで、上野駅の東側、上野7丁目と東上野3・4・5丁目を中心としたエリアにLGBT向けの店が百数十店舗ある。

上野には多様なゲイが集まるが、中でも“野郎系”が多い。

また“デブ専”や“老け専”のゲイたちにとって、上野は“聖地”だ。

その他、有名な新宿二丁目と比べ、「観光的要素が少なく、女性やストレートな男性は入れない店が多い」、「マスターやお客は40代以上が多く、60代以上の高齢者が結構いる」のが上野の特徴だ。

住所:東京都台東区上野7丁目、東上野3〜5丁目
アクセス:各線「上野駅」から徒歩3〜7分

浅草

浅草は、ゲイタウンとしては100年以上の歴史がある。

“老け専”の店が多いのが浅草の特徴で、“老け専”のゲイたちにとって、浅草は“聖地”だ。

地下鉄と東武線の「浅草駅」と、つくばエクスプレス「浅草駅」に挟まれた浅草2・3丁目エリアを中心にLGBT向けの店が約80店舗ある。

住所:東京都台東区浅草2丁目・3丁目

アクセス:「浅草駅」/東京メトロ・銀座線、都営・浅草線、東武鉄道・伊勢崎線、つくばエクスプレス から徒歩1〜5分

新橋

新橋駅の南西方面にLGBT向けの店が約70店舗ある。

※20年くらい前までは15店舗くらいしかなかったが、近年急激に増えている。

大規模なオフィス街である新橋という立地のため、ビジネスマンや年配者向けの店が多いのが新橋の特徴だ。

住所:東京都港区新橋2・3丁目
アクセス:各線「新橋駅」から徒歩1〜3分

競馬

日本の競馬は世界的に見てもかなりレベル(レースや競技場、規模など)が高い。

大きな競馬場は、二つとも東京の郊外にあり、東京の真ん中からは電車で1時間くらいかかる。

東京競馬場

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中山競馬場

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春と秋の日曜日の午後に大きなレースが行われることが多く、これらのレースでは10万人以上の観客が集まり、大いに盛り上がる。

日本の競馬について詳しいことが知りたかったら以下のサイトを見てくれ。

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