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平和祈念公園の概要/印象

平和祈念公園は、戦没者を追悼するとともに、恒久平和への願いを発信する拠点として、沖縄戦が終焉した場所である糸満市摩文仁に1972年に開園された。

開園以来、日本国内外から多くの人々が慰霊に訪れている。

※沖縄戦とは、第2次世界大戦末期の1945年3月末から6月末にかけて沖縄で起こった日本軍とアメリカ軍との間の激しい戦闘のこと。

日本軍は完敗し、沖縄の多くの地域もほぼ壊滅状態となった。

全体の死者は約200,000人で、その内訳は、アメリカの軍人が約12,000人、日本の軍人が約94,000人、沖縄の一般住民は約94,000人。

沖縄の場合、県出身の軍人を含めると、当時の沖縄の人口490,000人の約4分の1が亡くなるという悲惨なものであった。

海に面した約400,000㎡の広大な敷地内には、沖縄県平和祈念資料館、平和の礎、平和の火、沖縄平和祈念堂など、平和に関係する施設が点在している。

花と緑に彩られた美しい公園でもあり、建物や庭からは青く輝く海を眺めることが出来る

お勧め・特筆事項

静かに平和について想いを馳せてくれ。

平和祈念公園へのアクセス/データ

平和祈念公園

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見どころ/体験場所

沖縄県平和祈念資料館

戦争の残酷さと平和の尊さを民衆の視点から訴えるという主旨で、沖縄戦に関する2,000点を超える資料が展示されている。 2階の展示室では、沖縄の歴史、沖縄戦の過程や実際の様子などをジオラマや映像で詳しく説明している。

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平和の礎

国籍や軍人、民間人の区別なく沖縄戦の犠牲になった約240,000人の名前を刻んだ刻銘碑で、1995年に建立された。 平和の広場を中心にして、放射状に円弧の形で広がって配置されており、多くの遺族が献花に訪れている。

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平和の火

沖縄戦でアメリカ軍が初めて上陸した慶良間諸島の阿嘉島で採取した火に、広島市の「平和の灯」と長崎市の「誓いの火」という2つの被爆地で灯っている火を合わせ、「平和の火」としている。 普段は「平和の広場」の地下で保存されており […]

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沖縄平和祈念堂

世界に平和を訴え続ける祈念堂で、沖縄を代表する芸術家が18年もの歳月をかけ制作した高さ約12m、幅約8mの沖縄平和祈念像が安置されている。 他にも建設理念に賛同した画家や彫刻家から寄贈された美術品などが展示されている。

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沖縄県

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