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斎場御嶽の概要/印象

かつては琉球王国最高の聖地だった場所で、国家的な祭祀も行われていた。

世界遺産だ。

数千あると言われる沖縄の御嶽の中で最も格式が高く、現在でも沖縄の人たちの信仰と崇拝の対象となっている。

ちなみに斎場(せーふぁ)は「最高位」を意味する言葉だ。

琉球王国の頃は男子禁制の場所で、国王でさえ立ち入る際には女性用の衣装に着替えたと伝えられている。

木々がうっそうと茂り、厳かで神秘的な空気に満ちている敷地内には6つの拝所があり、それらが石の道で結ばれている。

登っていく道はそれほどきつい勾配ではないが、階段は石で出来ているのですべりやすい。

スニーカーなど歩きやすい靴で行くことをお勧めする。

なお、登っていく途中に、海や神聖な久高島を望むことが出来るひらけた場所があり、そこからの眺めは素晴らしい。

お勧め・特筆事項

まず、最初に南城市地域物産館に行って入場チケットを買うべし。

入口では、入場チケットは売っていない。

チケットがなければ、南城市地域物産館まで15分かけて歩いて往復しなければいけなくなるので、要注意だ。

斎場御嶽へのアクセス/データ

斎場御嶽

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見どころ/体験場所

以下は順路。

  • 大庫理(うふぐーい)
    最初にある拝所で、大広間という意味を持つ場所だ。
    巨石の前に平らな石が敷き詰めてあり、かつては神女/司祭の就任式が行われていた。
  • 寄満(ゆいんち)
    台所という意味を持つ場所で、かつてはここで豊作の祈りが捧げられていた。
  • 三庫理(さんぐーい)
    最奥部にある拝所。
    2つの巨石が重なり合って出来た、三角形の空間の突き当たりだ。
  • 久高島(くだかじま)遥拝所
    三庫理の中にあり、木々の間から“神の島”と呼ばれる久高島が眺望できる場所。
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