オススメ度

外国語対応

海遊館の概要/印象

海遊館は、巨大水槽で環太平洋の海を再現している世界最大級の水族館で、年間入場者数は2,600,000人以上と大人気の観光スポットでもある。

約620種3万点の様々な海の生き物が、環太平洋各地域の自然環境を忠実に再現した14の水槽に飼育されている。

8階からスタートし、螺旋状に建物を降りながら、生き物同士の繋がりや地理的な変化を体感するという仕組みとなっている。

一番の“スター”は、巨大水槽を悠々と泳ぐジンベエザメだが、館内にはその他にもペンギン・ラッコ・カリフォルニアアシカ・カマイルカなどの人気者がいる。

また、漆黒の空間にクラゲが浮かびあがるような「海月銀河」や、生き物との距離が非常に近い「新体感エリア」も楽しい。

毎日17時以降は、月明かりをイメージして館内がライトダウンされて、幻想的な雰囲気になるので、デートするにはぴったりだ。

また、冬期(11月中旬〜3月初旬)の夜間には、海遊館周辺が大規模で綺麗にイルミネートされるので、こちらもロマンチックで良い感じだ。

なお、海遊館はUSJに近いので、一緒に回ると効率的だ。

お勧め/特記事項

日本の長期休暇(ゴールデンウィーク/4月末〜5月初、お盆/8月15日周辺、年末年始)の時期や、土日祝日などはチケットカウンターに列が出来、購入するまでに20分くらいかかることがある。

そういう混雑が予想される日に行く場合は、ネットでチケットを事前購入しておくことを強くお勧めする。

詳細は以下だ。

 

海遊館でランチなど食事をする場合は、隣接する「天保山マーケットプレース」に行った方が良い。

海遊館には4Fに「マーメイド」というカフェがあるが、軽食しかなく、そして混雑日のランチタイムはものすごく混んでおり、長い間待たないといけない。

海遊館は、出口近くにあるサービスカウンターで手の甲に透明のスタンプを押してもらえば、何度でも出入り出来る。

「天保山マーケットプレース」には、寿司・和食・お好み焼き・ラーメンなど多種多様なレストランが約30店舗あり、11時から21時まで(※フードコートは11〜20時)営業している。

 

海遊館とUSJは安治川を挟んで近接している。

が、歩いていける道はないので、行く場合は1時間に1〜2便出ている船を利用することをお勧めする。

電車で行くと2回乗り換える必要があり、35分以上かかるが、船だと10分で着く。

船の料金は700円と電車(390円)より若干高いが、楽だ。

※船と海遊館がセットなったチケットも売られており、300円安くなる。

海遊館へのアクセス/データ

電車

市営地下鉄・中央線「大阪港駅」から徒歩5分

バス

大阪駅から大阪シティバス・88系統に乗車、「天保山ハーバービレッジ」下車すぐ ※1時間に4〜10本程度運行

なんば駅から60系統に乗車、「天保山ハーバービレッジ」下車すぐ
※1時間に3本程度運行
関西国際空港からリムジンバス「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」行きに乗車、「天保山(海遊館)」、下車すぐ。
※1時間に1〜3本程度運行 ターミナル1は3番乗り場、ターミナル2は7番乗り場から乗車

海遊館

[ スポットの詳細を見る ]

観光

以下、海遊館で特に人気のあるゾーンや生きものたちを、入館からのルートに沿って順番に説明していく。

アクアゲート(3F)

8階までのエスカレーターを上がる前に通るトンネル型をした水槽だ。

カラフルな熱帯魚など約2000匹の魚が頭の上で泳ぐ。

日本の森(7・8階)

日本の森林を再現しており、水辺に生息する生き物や渓流の魚類、森の中の生態系について学ぶことが出来る。

なぜか主に東南アジアに棲息する「コツメカワウソ」がこのエリアにおり、ちょこまか動く姿や寝姿が非常に可愛い。

モンタレー湾

カリフォル沿岸のモンタレー湾を再現しており、アシカやアザラシなどの海棲哺乳類の陸上と水中の生活を観察できる。

エクアドル熱帯雨林(7F)

アマゾン川流域に暮らす多種多様な動物や植物が展示されている。

のんびりとした動きで人気者のカピバラもここにいる。

南極大陸(5・7F)

南極大陸を再現しており、オオサマペンギン・ジェンツーペンギン・アデリーペンギンという3種類のペンギンがいる人気のゾーン。

ペンギンの陸上でのユニークな様子と水中での素早い動きを見ることが出来る。

タスマン海(4・5・7F)

つやつやした肌と優しい目が特徴的な体長2メートルほどのカマイルカを見ることが出来る。

太平洋(4~6階)

深さ9m、最大幅34m、水量5400tという巨大水槽で「太平洋」を再現しているゾーン。

体長5〜6m、体重1tもある巨大な2匹のジンベエザメやエイなど、大型の魚が多数泳いでいる。

館内で一番見応えがある場所だ。

グレートバリアリーフ(4・5・7F)

世界遺産(自然)で“地球の宝”とも言えるグレートバリアリーフを精巧に再現したゾーン。

オーストラリア周辺の様々な珊瑚や熱帯魚を集めている。

海月銀河(3F)

暗闇の中に丸い水槽をいくつも配置してあり、まるでクラゲが宇宙を漂っているような幻想的な空間となっている。

透明感のある美しい姿をした約10種のクラゲが泳ぐ様子は見ていて飽きない。

新体感エリア(エントランスビル3・4階)

頭上に輪紋海豹を眺めることが出来る天井ドーム型水槽、サメやエイなどの、ちょっと怖そうな生き物に触れることの出来る「ふれあい体験水槽」、イワトビペンギンが暮らす岩礁地帯 など3つのゾーンから構成されたエリア

ここでは、生き物の体温や鳴き声、匂いなどをリアルに感じることが出来る。

お食事タイム

海遊館では、「生き物たちをより自然な姿、本来の生息環境に近い状態で観察してもらいたい」という理由からエンターテインメントとしてのイルカやアシカショーは行ってない。

その代わり、専門ガイドや飼育員の詳しい解説を聞きながら食事タイムの見学ができる。

動物たちが食べている姿は十分興味深くて面白いが。 お目当ての動物の食事タイムは事前にウェブサイトで確認すべし。

グルメ/ショッピング

海遊館に隣接して「天保山マーケットプレース」という約80の店舗があるモールがある。

前述したが、レストランは充実しているのでお勧めだ。

※ショップは大したことがないが。

天保山マーケットプレース

[ スポットの詳細を見る ]

大阪府

前の記事

関西風お好み焼き
兵庫県

次の記事

ベイエリア(神戸)