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洞爺湖の概要/印象

写真提供:洞爺湖町

洞爺湖は、約110,000年前の火山活動で誕生したカルデラ湖。

周囲は約43kmと日本の湖の中で9番目の大きさで、最大水深は179m、中央には4つの島が浮かんでいる。

美しい女神が棲むという伝説もあり、深いコバルトブルーの色が印象的だ。

景観が素晴らしく、「日本百景」にも登録されている。

洞爺湖の南側の湖畔には、雄大な自然と良質な温泉を楽しめることから非常に人気の洞爺湖温泉がある。

温泉街には、年間約3,000,000人を超える観光客が訪れている。

毎年4月末から10月末まで毎晩開催される「洞爺湖ロングラン花火大会」は温泉街のどこからでも鑑賞でき、温泉に入りながら花火を楽しむことが出来ることから、洞爺湖の新しい名物となっている。

洞爺湖ロングラン花火大会
写真提供:洞爺湖町

また洞爺湖の南側には、有珠山(うすざん)や昭和新山など今なお噴煙を上げる活火山がある。

ロープウェイで有珠山の中腹まで登ると、噴火口など迫力のある光景を眺めることが出来る。

標高約625mのポロモイ山山頂にある超高級ホテル「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」は、2008年に第34回主要国首脳会議のメイン会場として世界のVIPをもてなし、世界的に知名度を上げた。

ちなみに、「洞爺」という地名は、先住民のアイヌの言葉で湖岸を意味する「トヤ」に由来する。

なお、洞爺湖は、登別温泉やニセコと比較的近く、直行バスもあるので、一緒に回ると効率的だ。

お勧め/特筆事項

写真提供:洞爺湖町

自然、温泉、グルメを楽しんでくれ。

自然

湖と火山を中心とした自然の景観を、山頂や遊覧船から楽しむことが出来る。

温泉

洞爺湖温泉には、洞爺湖を望みながら入浴できる露天風呂を持つ宿が多い。

また、十数箇所のホテル・旅館で、泊まらず風呂だけを利用することが可能だ。

料金は400〜1,000円程度とリーズナブル。

グルメ

グルメを楽しみたいのであれば超高級ホテル「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」に行け。

レベルの高い食(レストラン・カフェ・ベーカリーなど)が集まっている。

アクセス

洞爺湖周辺には鉄道が通っていないので、移動は路線バスが中心となる。

便数が少ないので運行時刻は事前に確認しておいた方が良い。

以下は、エリアの主要バス会社である道南バスのサイトで、料金表や時刻表が載っている。

札幌から

スーパー北斗

バス

JR「札幌駅」から道南バス・札幌洞爺湖(さっぽろとうやこ)線に乗車、「洞爺湖温泉バスターミナル」バス停下車。所要時間は2時間45分。

1日4便あり、要予約。

鉄道

JR「札幌駅」から「特急スーパー北斗」に乗車、JR「洞爺駅」で下車、道南バス・洞爺湖温泉行きに乗車、「洞爺湖温泉バスターミナル」バス停下車。所要時間は約2時間30分。

新千歳空港から

車:約100分

観光

有珠山
画像出典:北海道観光振興機構(画像の再利用は禁止されています)

遊覧船

洞爺湖遊覧船

中世の古城をイメージした「エスポアール」などの大型船による約50分間の船旅だ。 船から見る湖や山々などの自然の景色が素晴らしく、癒される。 船は4つの島を巡るが、冬季以外は、湖の中央に浮かぶ自然あふれる中島にも下船して原 […]

洞爺湖観光船

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火山

有珠山

有珠山は、洞爺湖の南に位置する標高737メートルの活火山だ。

約20,000年前に洞爺湖の南側に形成され、8,000〜7,000年くらい前に山体崩壊を起こして以降は長く活動を休止していたが、1663年から突如として噴火活動を再開して活発化し、現在に至る。

かなり“アクティブ”な奴で、20世紀だけでも4回も噴火して北海道の人たちを困らせている。

※一番最近では、2000年に噴火し、周辺に50以上もの噴火口を誕生させた。

この有珠山の中腹550mのところ(「山頂駅」)までロープウェイで登ることが出来る。

「山頂駅」付近には3カ所の展望台がある。

一つ目は、「山頂駅」のすぐ横にある「洞爺湖展望台」。

洞爺湖展望台

眼下に昭和新山や洞爺湖を望み、非常に眺めが良い。

二つ目は、「山頂駅」から歩いて7分の場所にある「火口原展望台」。

ここからは1977年に噴火し、今なお水蒸気の白煙を上げる大火口や、太平洋につながる「噴火湾」を望むことが出来る。

三つ目は「外輪山展望台」。

「火口原展望台」からさらに40分ほど遊歩道を歩いた場所にある。

ここからは大火口がより間近に見えるので、迫力満点だ。

※600段の階段を上り下りしないといけないので、体力や時間がない場合はあきらめろ。

※「外輪山展望台」までの遊歩道は、冬期(11月〜4月)は閉鎖される。

なお、山の上は地上より3℃くらい気温が低く、風も強いので、暖かい服装も用意しておいた方が良い。

有珠山ロープウェイ

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エンターテインメント

画像出典:北海道観光振興機構(画像の再利用は禁止されています)

温泉

洞爺湖温泉の歴史は比較的新しい。

1910年に有珠山の噴火活動によって誕生し、1917年には最初の温泉宿が出来た。1929年に鉄道が開通して温泉街の形成が始まり、以降発展して現在に至る。

洞爺湖温泉は、湯量の豊富さや泉質の良さが高く評価されており、またホテル・旅館の数で北海道の温泉の中では有数の規模。

各種の温泉ランキングにおいても、北海道で大体3〜5位以内に入っている。

洞爺湖温泉では、十数箇所のホテル・旅館で、泊まらず風呂だけを利用することが可能だ。

料金は400〜1,000円程度とリーズナブル。

以下はその中でもお勧めの施設だ。

洞爺サンパレスリゾート&スパ

多様な風呂を楽しむことが出来る高級ホテルだ。 「洞爺湖を見渡す露天風呂」は眺めが非常に良く解放感たっぷりだ。 まるでインフィニティプールのように、洞爺湖の湖面と風呂の水面が一体化して見えるのも楽しい。 屋内の大浴場は、“ […]

洞爺サンパレスリゾート&スパ

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洞爺湖万世閣

洞爺湖万世閣には大浴場が2箇所ある。 一つは、最上階にある露天風呂を備えた展望大浴場の「星の湯」。 ここからは洞爺湖と青空という素晴らしい大パノラマを眺めることが出来る。 洞爺サンパレスリゾート&スパと同じく、こちらも風 […]

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グルメ

洞爺湖町の食材
写真提供:洞爺湖町

超高級ホテル「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」には、レベルの高い食(レストラン・カフェ・ベーカリーなど)が集まっている。

「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」は、洞爺湖や内浦湾を一望する標高625mのポロモイ山山頂にあり、2008年には第34回主要国首脳会議のメイン会場として世界のVIPをもてなしたほどのホテルだ。

残念ながらミシュランで二ツ星を獲得した「ミシェル·ブラストーヤジャポン」と「あらし山 吉兆」は閉店してしまったが、一つ星の鉄板焼きレストラン「ウィンザー アウト オブ アフリカ Windsor Out of Africa」は健在だ。

その他のレストランもレベルが非常に高い。

そして価格も非常に高い。(※ランチだと3,000〜5,000円くらいで楽しめるが。。。。)

以下はレストランのリストだ。

この中では、ベーカリーの「ブーランジュリーウィンザー」やロビーラウンジの「カフェゼット」はリーズナブルな価格帯の店なので、使いやすい。

ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ

超高級ホテル「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」には、レベルの高い食(レストラン・カフェ・ベーカリーなど)が集まっている。 洞爺湖や内浦湾を一望する標高625mのポロモイ山山頂にあり、2008年には第34回主要国首 […]

ザ・ウィンザーホテル洞爺

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