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美瑛の概要

四季彩の丘

美瑛は、十勝岳連峰をバックに広がるゆるやかな丘陵地帯に、色とりどりの畑がまるで“パッチワーク”のようになっている場所で、ヨーロッパの農村地帯にも似ている。

日本にしてはスケールが大きい風景が広がる場所なので、TVのCMなどにもよく登場している。

美瑛は、身も蓋もない言い方をすると、“単なる綺麗な丘”だ

歴史も文化的な要素もない。 

しかし、春から秋にかけては、美しくてのどかな風景が広がり、空気も綺麗なので、いるだけで癒される場所だ。

地元で採れた新鮮で美味しい野菜を出すヘルシー系のレストランも多く、そしてほとんどの場所の入場料がタダなので、君の「心・胃袋・財布」にも優しい場所でもある。

 

美瑛の丘は、JR富良野線を挟んで両側に広がっており、美瑛駅の北西側は「パッチワークの路」、南側は「パノラマロード」と呼ばれている。

ちなみに、畑が“パッチワーク”のようになっているのは、同じ場所に同じ作物を繰り返し栽培すると土地が痩せるという連作障害を防ぐために、栽培期間や収穫時期の異なる複数の作物が順に植え替えられているからだ。

 

訪れるべきシーズンは、畑の作物が芽吹く初夏から収穫の秋まで(5月中旬~10月下旬)。

それ以外の季節は基本、深い雪で覆われるので、行かない方が良いだろう。

冬の美瑛

 

丘以外では、美瑛の丘から20kmくらい東南の場所に、「白金青い池」と「白ひげの滝」という景勝地がある。

特に「白金青い池」は、青く輝く水面に立ち枯れた唐松が並ぶという美しくも幻想的な景色を持つ池として非常に有名だ。

 

なお、このエリアの農畜産物の生産量は日本一。

良質な食材の“宝庫”でもあるので、レベルが高いレストランも多い。

こんなど田舎にもかかわらずミシュラン星付きのレストランが3つもある。

 

なお、美瑛は富良野や旭川と比較的近いので一緒に回ると効率的だ。

ただ、車がなければかなり不便だ。

車がなければ、タクシーを借り切って大金を失うか、美瑛を回るバスツアーに参加するしかない。

お勧め・特筆事項

美瑛 畑
画像出典:北海道観光振興機構(画像の再利用は禁止されています)

観光、グルメを楽しんでくれ。

観光

丘陵地帯に、じゃがいもや小麦などの畑がパッチワークのように広がり、そして畑の境に植えられた木がアクセントとなっている。
こうした風景を眺めて、心癒されてくれ。

いたるところでフォトジェニックな場所があるので、写真撮影も忘れるな。

グルメ

良質の農作物や畜産物の宝庫であるこのエリアには、「眺がめ」「雰囲気」「味」の良いレストランやカフェがたくさんある。

ミシュラン星付きのレストランが3つあるが、ランチだと3,000円程度からとリーズナブルな価格で楽しむことが出来る。

注意事項

見学や記念撮影は、絶対に畑の中に入らず、道路または駐車場からにしてくれ。

立入禁止

美瑛は、本来観光地ではなく、農作物生産の場だ。

そして花畑のように見える丘のほとんどは地元農家の私有地。

近年、ごみのポイ捨てや畑の踏み荒らし被害がひどくなり、地元の人が非常に困っている。

※何気なく畑に踏み入れた靴が病原菌を持ち込み、農作物に被害をもたらしている。

言いたくはないが、そういったマナーの悪い行動は、そのほとんどが君たち外国人旅行客によるものだ。

※どこの国の人たちが多いかは言わないが、もしかしたら君の国の同胞たちかもしれない。

アクセス

ノロッコ号
画像出典:北海道観光振興機構(画像の再利用は禁止されています)

美瑛へは、このエリアの中心都市である旭川からアクセスするのが便利だ。

旭川空港→美瑛

バス

ふらのバス・ラベンダー号が1時間に1本程度ある。

JR美瑛駅までの所要時間は約15分。

旭川駅→美瑛

旭川駅

鉄道

JR・富良野線に乗車、「美瑛駅」下車。

所要時間は約40分。 ※1時間に1~2本程度ある。 

バス

ふらのバス・ラベンダー号が1時間に1本程度ある。

JR「美瑛駅」までの所要時間は約55分。

札幌→美瑛

鉄道

「札幌駅」からJR・函館本線の特急列車に乗車、「旭川駅」でJR富良野線に乗り換え、「美瑛駅」下車。

所要時間は約2時間

※「札幌駅」から「旭川駅」までの特急列車は1時間に2本程度ある。

バス

札幌から美瑛までの直通のバスはない。

札幌からまず旭川駅まで行き、そこからバスか電車(JR富良野線)で美瑛駅まで行くことになる。

いずれも所要時間は約3時間。

美瑛エリア内のアクセス

美瑛
画像出典:北海道観光振興機構(画像の再利用は禁止されています)

エリア内は公共交通機関だけで移動するのは無理だ。

※運行頻度が低く、行けない場所がほとんどなので。

車で回るのがベストだが、レンタカーがなければ美瑛を回るバスツアーに参加するしかない。

美瑛駅発着のエリア周遊バス

美瑛の丘や、青い池など、主要の観光スポットをまわる。

料金は3,000円程度。

以下はそのサイト(多言語対応)で予約も出来る。

美瑛のおすすめスポット

四季彩の丘

美瑛の丘は、南東側の「パノラマロード」、北西側の「パッチワークの路」という2つのエリアに分かれている。

CMや商品パッケージになった風景が多いのは「パッチワークの路」で、十勝岳をバックに美しい丘の重なりが楽しめるのが「パノラマロード」だ。

パッチワークの路

セブンスターの木

セブンスターの木

国道237号の北側、なだらかな丘陵地帯の真中にポツンと立つ、1本の柏の木だ。 1976年に、世界4位の煙草企業であるJTの代表的なブランドであった「セブンスター」のパッケージに画像が使われたことによって一躍有名になった。 […]

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ケンとメリーの木

まっすぐに空に向かって伸びるポプラの木。 樹高は約31mもあり、周りには他に高い木が無いので、遠くからでもよく目立つ。 1972年に大手自動車メーカーである日産のスポーツカー、「スカイライン」のCMに使われて有名になった […]

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パノラマロード

四季彩の丘

見晴らしの良い小高い丘の上にあり、春から秋にかけての長い期間花を楽しむことが出来る、美瑛を代表するガーデン。 150,000㎡の広大な敷地内には約30種類の草花がストライプ状に配置されており、丘全体が赤・黄・ピンク・白な […]

四季彩の丘

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新栄の丘

新栄の丘展望公園

北海道らしい素朴な風景が広がる美瑛の丘陵地帯を一望出来る展望公園。 ここから眺める夕焼けは非常に美しいことで有名だ。 「パノラマロード」のほぼ中間地点にあり、トイレや休憩スペース、駐車場、売店などがあるので、立ち寄るのに […]

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池/滝

白金青い池

白金青い池

  何かを溶かし込んだかのように青く輝く水面に、立ち枯れた唐松が並ぶという美しくも幻想的な景色を持つ池。 かつてApple社のPCやスマホの壁紙にこの池の写真が使用されたことで、一躍世界的に有名なスポットとなっ […]

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白ひげの滝

地下から湧き出す十勝岳の伏流水が勢いよく流れ落ちる、落差30mの滝。 美瑛川にかかるブルーリバー橋からの眺めが良い。 冬には、滝から上がる水しぶきや湯気が樹木に霧氷を作り出し、より幻想的な景色となる。 毎日、日没から21 […]

白ひげの滝

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グルメ

北海道の野菜
画像出典:北海道観光振興機構(画像の再利用は禁止されています)

以下はミシュラン星付きのレストランだ。

レストランアスペルジュ

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ビブレ

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バローレ

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