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今帰仁城跡の概要/印象
今帰仁城跡は、沖縄本島・北部にある城跡で世界遺産だ。
沖縄が統一される以前に、沖縄本島・北部を支配していた国、北山の王城として13世紀ごろに築城され、当時は難攻不落と言われていた。
北山が滅ぼされてからは、祭りを執り行う場所として残された。
今帰仁城跡は、標高100mほどの小高い場所にあり、深い緑の中にあるので、マチュピチュっぽくて良い。
が、城郭は、インカ遺跡のように巨石が複雑に組み合わされたものでなく、少し大きめな石灰岩の岩や石が自然の地形に合わせて積み上げられているだけという点で、インカ遺跡と比較すると劣る感じだ。
城跡は、面積37,000m2と沖縄県内最大の規模で、南北350m、東西800mに渡って7つの城郭がある。
城壁の長さの合計も1.5kmとスケールが結構大きい。
今帰仁城跡は桜の名所としても有名だ。
門から城の中心部へと向かう階段の左右にはカンヒザクラの並木があり、毎年1月下旬〜2月上旬には開花し、それに合わせて祭りも開催される。
なお、「沖縄美ら海水族館」、「古宇利大橋」、「ワルミ大橋」、「備瀬(びせ)」など北部の観光地に近いので、一緒に回ると効率的だ。
お勧め・特筆事項
御内原など、頂上付近からの素晴らしい眺めと、石垣と自然/緑のコントラストを楽しんでくれ。
今帰仁城跡へのアクセス/データ
公共の乗り物はバスしかない。
那覇市内とのバス便は1日9本(1〜2時間に1本程度)出ているが、運賃は2,100円程度/片道と結構高い。
今帰仁城跡
[ スポットの詳細を見る ]
住所 | 沖縄県国頭郡今帰仁村今泊5101 |
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アクセス | バス(那覇市内から):「那覇空港」や「県庁北口」バス停から[…] |
電話番号 | 0980-56-4400 |
URL | [ クリック ] |
見どころ/体験場所
以下は順路
外郭
高さ7m前後の石垣で囲まれた空間で、雄大な城壁を見ることが出来る。
平郎門
今帰仁城の正門で、1962年に修復された。
天井は、大きな一枚岩を載せただけという特徴的な石門だ。
御内原
女官の生活の場所だったと伝えられる、城内でも最も崇高かつ神聖な場所で、御嶽がある。
海が一望でき、城内で一番眺めが良い場所だ。
主郭
城内で一番高いところに位置しており、かつては重要な建物があった最も中心的な場所。
現在でも、火の神の祠は残されており、信仰の対象として参拝する人が多い。