豊洲

豊洲市場では、以前の築地市場同様、マグロのセリなど巨大な卸売市場の様子が無料で見学できる。
が、築地市場とは異なり、見学ゾーンと市場ゾーンが明確に分けられて明らかに臨場感や混沌とした雰囲気と活気が減ってしまい、楽しさは大幅減になったのは残念だ。
※まあ、見学は無料なので文句は言えないが。。。
ただ、見学ゾーンと市場ゾーンの分離で良くなった点が３つある。

1. 待ち時間短縮
   築地市場の時は、マグロのセリ見学をするためには何時間も前に来て並ぶ必要があり、人が多い日には午前5時くらいに到着しても見学出来ないこともあったが、豊洲市場は事前予約が出来るので並ぶ必要がなくなった。
2. 費用削減
   築地市場だと、マグロのセリを見るためには、午前2時とか３時くらいに起きて、数千円以上をつかってタクシーで行く必要があったが、豊洲市場では電車が動いている時間に行くことができるので安上がりだ。
3. 安全性の向上
   以前の築地市場では市場内のいたるところを小型運搬車「ターレ」やトラックが走り抜け、見学している人がしばしばはねられたりしていたが、今はそれは起こらない。

ここで、豊洲自体の歴史について語ると、元々は東京湾の浅瀬だった場所に、1923年の「関東大震災」で発生した大量の瓦礫が埋め立てられて出来た街だ。

その後、1980年代後半までは主に工業地帯として発展したが、近年都心部に近いことからこのエリアの価値が上がり、大型マンションや大規模商業施設、オフィスビルが急増するなど再開発が進んでいる。

あと、豊洲には「アーバンドック ららぽーと豊洲」という大規模商業施設もある。

なお、豊洲は、築地、月島、銀座、お台場などに近接しているので一緒に回ると効率的だ。