1203年に秋月氏が本拠地として古処山城を築いたのが秋月城の始まり。
秋月氏はその後385年間、16代に渡ってこの地を治めたが、1587年に戦国時代の覇者豊臣秀吉(とよとみひでよし)(1537〜1598年)に敗れ、この地を去った。
その際、秋月城は一度廃城となったが、江戸時代に入り、秋月を領地とした黒田長興が1624年に廃城を大改修して復活させて居城とした。
侍の世の中が終わって明治時代になると、日本政府の廃城令によって1873年に秋月城は残念ながら一部を残して壊されてしまい、現在に至る。