宮島の中央部にある標高535 mの山で、厳島神社と一体で世界遺産に登録されている。
古来より宮島の御神体として崇められてきた霊峰で、神聖な場所として長い間立ち入る人もほとんどいなかったため、今も手付かずの原生林が豊かに広がっている。
広島県でNo.1のパワースポットでもある。
真言宗の開祖で、日本では非常に有名な僧侶の弘法大師(774〜835年)によって806年に開山されたと伝わる。
弥山の山頂から眺めることが出来る瀬戸内海の風景は非常に素晴らしく、ミシュラン・グリーンガイドでも最上級の3つ星評価を得ている。
山頂から見る絶景とご利益を求めて多くの人が訪れるが、特に毎年元旦には初日の出を拝もうとする人たちで非常に混み合う。
なお、山頂付近には寺院建築物や巨岩群などの見所も点在している。